和田寺

兵庫県 草野駅

和田寺（わでんじ）

山号　　二老山　　　　
宗派　　天台宗
御本尊　千手観世音菩薩　
開基　　法道仙人　
建立　　大化二年（646年）

札所
多紀西国第四番
御詠歌
六道をたすけ給ふや 観世音　
こゝに車の めぐる和田寺

近畿楽寿観音霊場第16番
御詠歌
むら雲を　二老の山に　千代かけて　
たすけたまうや　楽寿観音　

〜ぶらり丹波路 より〜

当山は、大化二年（646年）法道仙人が
和田寺山頂上に一宇の堂を建立開基され、
日照山東光寺と称した。
弘仁十一年（820年）義真大徳が嗣法せられ、
京都大仏妙法院末となり、以後山内に八十余の
仏閣坊舎が建ち繁盛したが、
元暦元年（1184年）義経の平家追討による
兵火の為に悉く焼失、
翌年文治元年播州清水寺二老理円法師が
御本尊の夢告により再興、
山号を改めニ老山東光寺と称した。
その後康応元年（1389年）二月僧良海が
現在地（和田谷）へ本尊を移し、本堂を再建、
明徳三年（1392年）寺号を
二老山和田寺と改称する。
足利義澄、細川高国、波多野秀治、豊臣秀吉、
後水尾天皇御愛后妃新広義門院等による
地所・仏像等の寄進・擁護を受けたが、
江戸中期より地元檀信徒三百有余軒の菩提寺
として今日に至る。
平成元年近畿楽寿観音霊場第十六番札所となる。
鎌倉末期から室町期の仏像、中世古文書等現存
する。

4月下旬～5月上旬は参道両脇の山林・
御本堂周辺シャガの群生開花約30町歩の
境内・山林には山桜・そめい吉野、ぼたん桜、
新緑の美しさが順々に見られます。
10月～11月下旬は和田寺山のみならず
周囲の山々が美しく紅葉します。

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#仁王尊御朱印

丹波篠山市今田町下小野原69
TEL
079-597-2033