大歳神社のお参りの記録(1回目)
兵庫県谷川駅

丹波市山南町の慧日寺の近くに鎮座する大歳神社。
この辺りは比較的大歳神社が多いようです。
カーナビ上では「白鹿神社」と表示されていたのですが、いざ到着してみると鳥居の扁額には「大歳神社」となっていました。

こじんまりとした神社ですが、中央に位置する社殿は立派な彫刻が施されていました。
あとで知ったのですが、この彫刻は中井権次一統によるものだとか。
この中央の社殿は、次の合祀となっていました。

「大歳神社」　大歳御祖神
「御霊神社」　天照大神
「愛宕神社」　迦久土神
「八幡神社」　誉田別命
「山神社」　　大山祈命

向かって左側の社殿が「白鹿神社」となっていました。
本当は「瑞鹿神社」なのだそうで、延享3年(1746年)脚に怪我を負った白鹿が川に流されてこの村にたどり着きました。　村人はこの白鹿を介護しましたが亡くなってしまったそうです。
柏原藩の藩主織田公（年代からすると織田信旧公？）より、「吉祥として白鹿をねんごろに葬れ」とのことで、この地にお祀りしたそうです。
脚の病に霊験ありとのことで、多くの方が参拝に訪れるそうです。