人は一代名は末代

昨日、岩内高校書道部の
皆さんが佐藤先生、親御さんと
一緒に向拝格天井の完成見学に
来てくださいました。

部員8名…
書道部としては多いのか少ないのか？？？

とにかく48枚！１人あたり6枚なんて
単純計算。上級生は下級生を補い
下級生は下書き用の丸まったカレンダーの
裏紙を伸ばして寸法通りに裁断していました。
まさにチームプレーですよ。

そんな春の練習から何度も見学させて
いただき、すっかり親の気持ちになって
ました。

馴れない経文に、時にあと一文字で間違い、
また、完成後に誤字がみつかり書き直し、
高校生活の青春の中に様々なドラマが
ありました。

そして季節は冬に…
もう感謝しかないですよ。

3年生の部長は引退して来春は進学の為
岩内を離れます。

でも、いつか皆さんが親になっても
おじいちゃんおばあちゃんになっても、
岩内を離れても、たとえこの世を去った
としても皆さんの字はここにあります！
故郷岩内のお寺に！

親御さんも一緒に来て欲しいと住職の
ワガママに答えてくださり、
お忙しい中本当に有り難うございました！

いつでも来てくださいとこちらが言っても
はじめて行く寺なら、なかなかお檀家様で
なければ敷居も高いかと…

せっかくのお子様の頑張りを形として
見ていただきたくて…
一度くれば気安くこれるかなと…

寒い中、カウントダウンで点灯式…
歓声があがり、みなさんで指差しながら
笑顔で見上げる姿に感無量でした！

きっと本堂を建てた時代の人々も
大仏様を作った時代の人々もみんな
こんな気持ちだったのかも…

全ては後の世の為に…

なんか感謝でじーんとしちゃいました。

最高の贈り物を有り難うございます。

人は一代、名は末代…

この先ずっとこの光景を守っていきます！