延命地蔵尊のお参りの記録(1回目)
北海道新得駅

新得町本通にあるお地蔵様。
白い御堂に延命地蔵と子守地蔵が祀られています。
御堂の内側の壁には由緒書が貼られています。それによると昭和恐慌の時代に経済的事情から近くの根室本線の線路に飛び出して自殺する人が後を絶たず「汽笛が鳴ると必ず自殺者が出る」と言われるほどでした。このままではいけないと新得八十八ヶ所を創始された脇タネさん、増田スギさん、松岡与次郎さん、平塚治行さん達が発起人となり延命地蔵尊が祀られ交通安全と慰霊の法要が行われるようになりました。それから自殺する人は激減したそうです。
一緒に祀られている子守地蔵尊は松田ミナさんが、自分が子供に恵まれなかったのでせめて世の中の他の子供達が幸せに暮らせるようにと祀ったものです。