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ひるぬまやくしにょらいどう

蛭沼薬師如来堂の御由緒・歴史
群馬県 篠塚駅

ご本尊薬師如来
ご由緒

蛭沼薬師の始まりは定かでないが、昭和三十七年(1962)古い堂宇の屋根替をした際「天明五年改築」という棟札が発見されているから創始は江戸時代初期或いはその以前と推定される。天明三年(1783)の歴史的惨禍をもたらした浅間大噴火の二年後のことであるから当地方も降灰の被害が甚大で飢饉に苦しんでいたと思われるが、この時に村人が薬師堂を改築していることはその信仰の深さを物語るものである。
 薬師如来は薬師瑠璃光如来とも称し、人々のあらゆる病苦を救い、殊に眼病を治癒する効験のある仏であるから人々の深い信仰を集めたものである。
 尚この堂宇は時宗遊行上人巡国の砌り御小休所としたところで、参集した善男善女は上人がお手ずから「南無阿弥陀仏」の名号を授けられ暫し法悦の境にあった盛儀は今に人々の語り草となっている。尚高僧祐天上人も当薬師堂に在居されたと古老は伝えている。かような由緒ある薬師堂も荒廃するに至ったので、村人の間に再建の気が盛んに起り心を一にし力を協せ新堂宇の建設に着工し、ここにめでたく竣工をみることが出来たのはまことに当代の盛事と云うべきである。

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