くづはちまんぐう
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久津八幡宮ではいただけません
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久津八幡宮のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年08月31日(水)
参拝:2022年8月吉日
【飛騨國 式内社巡り】
久津八幡宮(くづ・はちまんぐう)は、岐阜県下呂市萩原町にある神社。飛騨國二之宮の論社で、旧社格は県社。祭神は応神天皇。本殿および拝殿は国指定の重要文化財。境内の夫婦杉は国の天然記念物。
創建は不詳。社伝によると、仁徳天皇の御代の377年、飛騨に出現した鬼人・両面宿儺(りょうめんすくな)を成敗した武振熊命(たけふるくま)が、当地に応仁天皇を祭祀したと伝わる。平安時代後期の1159年に、河内源氏の棟梁である源義朝の長男・源義平が当地を訪れた際、鶴岡八幡宮を勧請している。室町時代の1412年に飛騨国領主の白井太郎俊国が本殿を再建し、安土桃山時代の1581年に三木自綱が拝殿を再建している。明治時代に入り、近代社格制度のもと県社に列格した。
当社は、JR高山本線・飛騨萩原駅の北方1.5kmの、飛騨川左岸の平地にある。入口のある境内西端にはJR高山本線と国道41号線が走っている。境内は南北に長く、北側は広い駐車場となっていて、南側が社殿等のあるエリアとなっている。当社の特徴は国指定の重要文化財となっている本殿と拝殿で、これに加え、本殿の脇に国の天然記念物となっている夫婦杉が立っているところ。いずれも見応えがあり、説明書きも充実していて楽しめる。
今回は、飛騨國の式内社、飛騨國二之宮、旧県社、本殿・拝殿が国指定の重要文化財であることから参拝することに。参拝時は平日の午後で、自分たち以外には参拝者はいなかった。
境内西端南寄り入口全景。国道41号線のすぐ東側に線路があって、その東側にある。ここは車両進入禁止。
車両で参拝の場合、ここから北に数百m行ったところに駐車場に入るための踏切がある。
車両で参拝の場合、ここから北に数百m行ったところに駐車場に入るための踏切がある。
<鳥居>と<社号標>。
鳥居の左側にある<狛犬>。オーソドックスな形。
鳥居の右側にある<狛犬>。
鳥居をくぐって、左方向に数十m進んだところにある<手水舎>。
鳥居の下から<拝殿>全景。安土桃山時代1581年の再建。桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、杮葺。国指定の重要文化財。
拝殿の蟇股に取り付けられた、火難除けの守護の「水を呼ぶ鯉」。
当地の昔話により、蟇股に取り付けられた「矢」。「水を呼ぶ鯉」に向けられている。
<拝殿>を斜めから。国重文らしい趣のある建築物。
拝殿の裏手にある<幣殿>。江戸時代後期1827年の建立。少し高いところにある。
幣殿前左側の<狛犬>。割とオーソドックス。
幣殿前右側の<狛犬>。
幣殿の後ろにある<本殿>。室町時代1412年の再建。三間社流造、杮葺。国指定の重要文化財。
幣殿・本殿の左側(北側)にある境内社<美魂神社>。地元の戦没者239柱を祀る。
美魂神社付近から、<本殿>全景。国重文らしく、堂々たる構え。
幣殿・本殿の左側(北側)にある<夫婦杉>。樹齢1200年、幹回り12.5mの雌雄対の杉。雌木には乳房上のコブがあり昔から子授け信仰があったという。昭和戦前1934年の室戸台風で幹の上部が折れたとのこと。
最後に、当社で最も印象に残った構図。幣殿・本殿と夫婦杉。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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