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【飛騨國 古社巡り】
白山神社(はくさん~)は、岐阜県飛騨市神岡町小萱にある神社。旧社格は無社格。祭神は伊邪那美命。境内には元神宮寺の医王山安楽院の薬師堂があり、国指定の重要文化財となっている。
創建は不詳だが、鎌倉時代の永仁年間(1293年~1299年)以前の創祀。社伝によると、往古当地に白山神を奉斎したのち、永仁期に左兵衛藤原國家が再興、社地外に薬師佛を安置し医王山安楽院と号し、社僧を置き、当社を保護した。その後徐々に衰退し、薬師堂だけが残ったが、里人が崇敬を続け例祭を絶やさず、村社と尊び続けた。明治に入り、近代社格制度のもと無社格社「東白山神社」と認定された。のち字中八無社格「神明神社」を合併した。
当社は、JR高山本線・杉崎駅の東北東13km、道のり18kmのなだらかな丘陵地帯にある。周辺は耕作地に囲まれたまばらに住宅が立つ集落のような場所。公道沿いのきれいに整地された公園のような区画にポツンと薬師堂が建っていて、その背後の小高い場所に社殿がある。境内は広くはないが、社殿プラスアルファを治めるには十分な広さ。社殿を含め、あらゆる構造物がかなり新しくて、現在でも篤い信仰、支持を受けていることが分かる。
今回は、国指定の重要文化財である薬師堂が、当社の神宮寺の一堂宇であったことから参拝することに。参拝時は平日の午後で、自分たち以外には参拝者はいなかった。
境内南端入口の<鳥居>と<社号標>。
鳥居の手前右側にある<手水舎>。
手水舎の右手にある、現実的なサイズの<力石>。
手水舎、力石の前にあった、かわいらしい綺麗な花。寺社仏閣でこの時期よく見かけるけど、何という花なのかな?(。´・ω・)?
参道の左手にある、国指定の重要文化財の<小萱薬師堂>。
いよいよ<鳥居>をくぐって階段を登る。
階段を登り切った左側にある<狛犬>。現代的でアニメチックなタイプ。
階段を登り切った右側にある<狛犬>。
<拝殿>全景。躯体は古そうだが、屋根や土台はかなり新しそう。
拝殿の前にある、面白い形の<手水盤>。水の出口は龍の口ではなく、かわいらしい仔狛犬の口。(o^―^o)
<拝殿>正面。
<拝殿>内部。
斜めから<社殿>全景。
拝殿後ろの<本殿>。
左側の狛犬の後ろに建っている新しい建物。特に表札はなし。
最後に、当社入口と国重文・小萱薬師堂をひとつの画角に収めて。(^▽^)/
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