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安国寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2024年11月12日(火)
参拝:2024年11月吉日
岐阜県高山市の寺院巡りの3寺目は、2寺目と同じく高山市国府町に在る太平山 安国寺です。
今回の寺院巡りの最後となります。
臨済宗妙心寺派で、本尊は釈迦如来。
この本尊・釈迦牟尼仏坐像(釈迦三尊像)は県指定文化財です。開山堂の瑞巌和尚坐像は重文、更に仏像ではありませんが経蔵は国宝です。
因みに、岐阜県内の国宝は7件(建築物3、絵画1、工芸2、古文書1)で、建築物はこちら(経蔵)と多治見市の永保寺(開山堂と観音堂)です。
この国宝・経蔵の内部拝観を希望する場合は事前予約が必要です。(有料拝観500円)
足利尊氏・直義の命により全国に安国寺を設ける際、新たに寺院を建てたのではなく、この地に在った少林寺(創建等不詳)を安国寺とし、1347年に瑞巌和尚を開山として臨済宗寺院とした。その後、大いに栄え七堂伽藍と塔頭9ヶ寺を擁したが、戦国時代の兵火により経蔵と開山堂以外は焼失。寛文年間(1661~73年)に飛騨を治めた金森重頼により再興され、現在に至ります。
曲がる交差点手前には「国宝 安国寺」等の道案内の看板が設置されていますので道に迷う事はないと思います。進むと広い舗装された駐車場に着きました。駐車場の一角にお堂があり、耳地蔵尊で、「何ですか?」と耳に手を当てている様に見えるお地蔵さんでした。
石段を上がり山門をくぐると左側に本堂、右側に庫裏。約束時刻より30分以上早く着いてしまい、余り早いとご迷惑かなと先に境内散策。
本堂の左側には、薬師堂、開山堂があって石段の上には国宝の経蔵。薬師堂と開山堂の間に割と大きいイチョウの木が2本あって(飛騨国分寺の大イチョウを見ていなけれぱ間違いなくデカイと思うはず。)、こちらに着く手前の遠くからこのイチョウが見えていて多分安国寺だろうと思っていたら正解でした。高山市中心部より北に位置しますので若干気温が低いのでしょうね、そこそこ黄葉していました。(例年より1週間は遅いと仰有っていました。)
薬師堂、開山堂は堂内には入れず、戸口から覗き見、開山堂には重文の瑞巌和尚坐像が安置してあるのですが人物像があるなあ程度でよくわかりませんでした。(申し出すれば観せて頂けた?)
そうこうしていたら約束時刻に近付いたので庫裏へ行って、拝観予約した者と告げて併せて御朱印も依頼。生憎ご住職が不在のため書置きを受領。先ずは本堂で奥様から歴史等の説明をして頂きました。須弥壇には釈迦三尊像(県指定文化財)、釈迦牟尼仏の高さは約69cm、脇侍の高さは約33cm、台座の墨書から南北朝の1357年の作、寺院開山から10年後に完成した事になり、京都で作られて運ばれてきたと伝わります。いかにも南北朝時代の仏像で、中国の影響を受けた感じで、恐らく院派仏師の作と思います。丁寧に彫られていて、寸法より大きく感じました。
本堂を出て国宝・経蔵へ。屋根は杮葺(こけらぶき)で2階建てに見えますが、下側の屋根は実は裳階(もこし)のため1階建てです。国宝の経蔵は3つ(法隆寺経蔵、唐招提寺経蔵、安国寺経蔵)あってその内の1つで1408年に建立。経蔵内の八角輪蔵は回転式のものとしては日本最古のもので、中心の軸一本(心柱)でコマの様な作りになっています。下側を覗くと石の上に心柱が乗っているだけでした。
ーーー編集中。
今回の寺院巡りの最後となります。
臨済宗妙心寺派で、本尊は釈迦如来。
この本尊・釈迦牟尼仏坐像(釈迦三尊像)は県指定文化財です。開山堂の瑞巌和尚坐像は重文、更に仏像ではありませんが経蔵は国宝です。
因みに、岐阜県内の国宝は7件(建築物3、絵画1、工芸2、古文書1)で、建築物はこちら(経蔵)と多治見市の永保寺(開山堂と観音堂)です。
この国宝・経蔵の内部拝観を希望する場合は事前予約が必要です。(有料拝観500円)
足利尊氏・直義の命により全国に安国寺を設ける際、新たに寺院を建てたのではなく、この地に在った少林寺(創建等不詳)を安国寺とし、1347年に瑞巌和尚を開山として臨済宗寺院とした。その後、大いに栄え七堂伽藍と塔頭9ヶ寺を擁したが、戦国時代の兵火により経蔵と開山堂以外は焼失。寛文年間(1661~73年)に飛騨を治めた金森重頼により再興され、現在に至ります。
曲がる交差点手前には「国宝 安国寺」等の道案内の看板が設置されていますので道に迷う事はないと思います。進むと広い舗装された駐車場に着きました。駐車場の一角にお堂があり、耳地蔵尊で、「何ですか?」と耳に手を当てている様に見えるお地蔵さんでした。
石段を上がり山門をくぐると左側に本堂、右側に庫裏。約束時刻より30分以上早く着いてしまい、余り早いとご迷惑かなと先に境内散策。
本堂の左側には、薬師堂、開山堂があって石段の上には国宝の経蔵。薬師堂と開山堂の間に割と大きいイチョウの木が2本あって(飛騨国分寺の大イチョウを見ていなけれぱ間違いなくデカイと思うはず。)、こちらに着く手前の遠くからこのイチョウが見えていて多分安国寺だろうと思っていたら正解でした。高山市中心部より北に位置しますので若干気温が低いのでしょうね、そこそこ黄葉していました。(例年より1週間は遅いと仰有っていました。)
薬師堂、開山堂は堂内には入れず、戸口から覗き見、開山堂には重文の瑞巌和尚坐像が安置してあるのですが人物像があるなあ程度でよくわかりませんでした。(申し出すれば観せて頂けた?)
そうこうしていたら約束時刻に近付いたので庫裏へ行って、拝観予約した者と告げて併せて御朱印も依頼。生憎ご住職が不在のため書置きを受領。先ずは本堂で奥様から歴史等の説明をして頂きました。須弥壇には釈迦三尊像(県指定文化財)、釈迦牟尼仏の高さは約69cm、脇侍の高さは約33cm、台座の墨書から南北朝の1357年の作、寺院開山から10年後に完成した事になり、京都で作られて運ばれてきたと伝わります。いかにも南北朝時代の仏像で、中国の影響を受けた感じで、恐らく院派仏師の作と思います。丁寧に彫られていて、寸法より大きく感じました。
本堂を出て国宝・経蔵へ。屋根は杮葺(こけらぶき)で2階建てに見えますが、下側の屋根は実は裳階(もこし)のため1階建てです。国宝の経蔵は3つ(法隆寺経蔵、唐招提寺経蔵、安国寺経蔵)あってその内の1つで1408年に建立。経蔵内の八角輪蔵は回転式のものとしては日本最古のもので、中心の軸一本(心柱)でコマの様な作りになっています。下側を覗くと石の上に心柱が乗っているだけでした。
ーーー編集中。
御朱印(毘盧蔵=るびぞう=経蔵)
山門
本堂、庫裏
釈迦三尊像(県指定文化財)
本尊・釈迦如来坐像、脇侍・文殊菩薩、普賢菩薩
本尊・釈迦如来坐像、脇侍・文殊菩薩、普賢菩薩
庫裏
イチョウとモミジに気を取られて本堂の写真を撮り漏らしてしまった
薬師堂
開山堂
石段上に経蔵
経蔵(国宝)
斜めから
横から
後から
経蔵内部の八角輪蔵
輪蔵の釈迦三尊像(脇侍は阿難、迦葉)
元々の蛻庵(ぜいあん)稲荷
狐の作り物が置かれているのみ
狐の作り物が置かれているのみ
新しい蛻庵(ぜいあん)稲荷
社を構えている
社を構えている
鐘楼
耳地蔵
何ですか?と耳に手を当てている様に見えるお地蔵さん
何ですか?と耳に手を当てている様に見えるお地蔵さん
すてき
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nomuten1059投稿
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