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東円寺ではいただけません
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東円寺のお参りの記録(1回目)
岐阜県中津川駅

投稿日:2023年04月23日(日)
参拝:2023年4月吉日
岐阜県東濃地方へ行く用があり、中津川市に在る壽福山 東円寺を参拝しました。
曹洞宗で、本尊は薬師如来。別称は出世薬師、または、後向き薬師。
この薬師如来坐像は重文で、その他所蔵の誕生釈迦如来立像は市指定文化財です。
観光寺院ではありませんので、拝観に際しては事前予約が必要です。

創建は不明ですが、春翁祖陽和尚が中興開基で、寛永(1624~43年)以前とみられており、開山は市内の宗泉寺三世の揚外秀播和尚と記録に残っているとの事です。

境内の裏側の上と境内の下からの道がありますが、どちらから入って行くのが良いのかお聞きしたら裏側からが良いとの事で、実際に来てみると結構な急坂で細い。(今回はいつもの軽四ではなく普通車。)恐る恐る下りて行くと駐車場がありました。駐車場からは本堂横に出てしまうため、回り込んで山門下に出て、いつも通りに山門から境内へ。
山門(梵鐘が無い鐘楼門)をくぐると正面に本堂、左側に鐘楼、右側に収蔵庫と庫裏です。庫裏で拝観予約した者と伝えるとご住職が出てこられて早速収蔵庫を開けて頂きました。本尊・薬師如来坐像のみを安置。この薬師如来は寛文年中(1661~72年)にこちらに遷されたとの事で、最澄の作と伝わります。平安時代に中津川を通る道に東山道が存在し、そこを通る旅人の安全祈願のため中津川と阿智村にそれぞれ薬師如来を造立したと伝えられている。出世薬師といわれる由来は、当地方から大望を抱いて出ていく人が、願を掛けお札/お守りを持って行くと必ず出世すると言い伝えから。また、後向き薬師の由来は、江戸時代に中山道を通る早馬が、薬師如来の前を通ると落馬した事から、如来を街道を背に後ろ向きにして、祟りを逃れようとした事が発端となっています。この薬師如来坐像は、高さ約50cm、定朝様で平成時代末期の作(著名な研究者によると1160年代の作との事)、50cmのやや小像ですが、そんなに小さくは感じず、丁寧に彫られていて綺麗な仏像でした。次に本堂に上がらせて頂きました。本尊は収蔵庫に安置されているため須弥壇には所謂、お前立ち本尊。右側の脇間には地蔵菩薩半跏像、誕生釈迦如来立像、准胝観音坐像を安置されており、誕生釈迦如来立像は江戸時代作の市指定文化財で、高さが約84cmあって国内最大と言われています。左側の脇間には秋葉三尺坊大権現、所謂、烏天狗。江戸時代作と思いますが珍しいです。白狐の上に乗っていて、狐の前足の間の白蛇が可愛らしい。
最後に御朱印を頂き、失礼しました。

余談ですが、このあと中津川市と(長野県)阿智村の県境の清内路峠を越えて「日本一の星空」という阿智村に入り、花桃を見てきました。丁度見頃でとても綺麗でした。

東円寺(岐阜県)
御朱印
東円寺(岐阜県)
駐車場へ向かう道(結構な急坂)
東円寺(岐阜県)
鐘楼門(現在梵鐘は付いていない)
東円寺(岐阜県)
東円寺(岐阜県)
本堂
東円寺(岐阜県)
鐘楼
東円寺(岐阜県)
収蔵庫
東円寺(岐阜県)
後むき薬師
東円寺(岐阜県)
本尊・薬師如来坐像
東円寺(岐阜県)
東円寺の仏像
東円寺(岐阜県)
東円寺(岐阜県)
東円寺の仏像
東円寺(岐阜県)
東円寺(岐阜県)
本堂の須弥壇
真ん中には所謂 お前立本尊
東円寺(岐阜県)
東円寺(岐阜県)
誕生釈迦如来立像
東円寺の仏像
地蔵菩薩半跏像
東円寺(岐阜県)
准胝観音坐像
東円寺(岐阜県)
東円寺の仏像
東円寺の仏像
秋葉三尺坊大権現
東円寺(岐阜県)
東円寺(岐阜県)
脚の間に白蛇
東円寺(岐阜県)
オマケ 花桃の里(下伊那郡阿智村)
東円寺(岐阜県)
東円寺(岐阜県)

すてき

御朱印

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