お彼岸

３月17日から24日まで本堂に地獄極楽絵図を公開しております。
人が亡くなってから三途の川を渡り、奪衣婆（だつえば）に服を脱がされて生前の罪の重さを量られます。初七日から七日ごとに裁判が行われます。
有名な閻魔大王は五七日つまり３５日目の裁判官ですが実は地蔵菩薩の化身です。浄波璃という水晶でできた不思議な鏡で生前の悪業が映し出されます。七回の裁判（四十九日）で次の行き先が決まります。
近親者が亡くなってこのような地獄で苦しんでいるのをみるのは辛いですね。少しでもその罪を軽くしてあげようとこちらの世界から皆でお経をあげる事を追善供養といいます。追善供養の功徳の七分の一はあちらに届きますが残りの分は回り廻って自分に戻ると経典に書かれております。
もう一つの世界、あなたも行く事ができる、かもしれない断末魔の苦しみも無い特別快速コースもあるのですよ！
そちらの世界も是非ご覧頂きたいです！