けごんじ
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華厳寺ではいただけません
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華厳寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年02月04日(金)
参拝:2022年1月吉日
【西国三十三所巡り】
華厳寺(けごんじ)は、岐阜県揖斐郡揖斐川町にある天台宗の寺院。山号は谷汲山(たにぐみさん)。本尊は十一面観世音菩薩。西国三十三所33番札所(結願寺)。
寺伝(『谷汲山根元由来記』)によると、平安時代初期798年に会津郡司の大口大領が都から会津への帰途、当地で持念仏が動かなくなり草庵を建立、僧・豊然上人(ぶねんしょうにん)を開山とした。801年に桓武天皇が勅願寺とし、917年には醍醐天皇が「谷汲山」の山号と「華厳寺」の扁額を下賜、944年には朱雀天皇が鎮護国家の道場として当寺を勅願寺に定め、仏具、福田一万五千石を与えた。西国三十三所霊場の中興者と伝わる花山法皇は徒歩で巡行、当寺を三十三番札所の満願所と定め、禅衣(笈摺)、杖、三種のお詠歌を奉納したとされ、のちの鎌倉時代に後白河法皇が花山法皇の跡を辿って同行千人以上を従えて巡行したとされている。
鎌倉時代1221年の承久の乱では、朝廷側に属したため寺領を没収されている。建武の新政期1334年以降、足利氏と新田氏との戦乱が起こり、幾度も諸堂伽藍を焼失したが、本尊や脇侍などは山中に遷して難を逃れている。その後一時廃れたが、戦国時代1479年に薩摩国鹿児島慈眼寺住職・道破拾穀が観音菩薩の夢告を受け、当寺を再興したとされている。
当寺は、樽見鉄道・谷汲口駅から西美濃もみじ街道(県道40号線)経由で道のり4kmあまり。県道から逸れると北向きに1kmほど続く参道(巡礼花街道)が伸びる。初めは参道両側に駐車場が続き、やがて土産物屋・飲食店に変わり、仁王門から境内に入る。本堂直前までは傾斜はなだらかで高齢のご老人も多く見かける。広々とした境内は、本堂中心に建物が集中していて、見応えも十分。じっくり見て廻るには時間を要する。さすが西国三十三所の結願所といったところ。
今回は、岐阜県唯一の西国三十三所の札所ということで参拝することに。参拝時は週末の午後で、参道入口の広大な駐車場が満車になるぐらいの混雑。参道、境内ともに多くの人で賑わっていた。
※西国三十三所では、通常1ヶ所で御朱印は1つだが、結願寺の当寺では御朱印が3つあり、3つセットで拝受する必要がある(個別拝受は不可みたい)。
こちらが<仁王門>。江戸中期の宝暦年間(1751年~1764年)再建。入母屋造、三間の二重門。扁額には「谷汲山」、石柱には「西國第三十三番満願霊場」とある。
<仁王門>をくぐる。
参道を進む。
参道右側の<十王堂>。
参道右側の<羅漢堂>。
参道前方を望む。
参道左側の高いところにある<吒枳尼真天堂>。豊川稲荷の分霊である吨枳尼真天を祀る。
参道左側の高いところにある<明王院>。
参道中央にある<焼香堂>。
本堂を見上げる。前方の<本堂>を望む。
参道左側の<経堂>。
参道右側の<英霊堂>。
参道左側の<勢至・観音第菩薩>(左)と<踊地蔵尊>(右)。
参道右側の<三十三所堂>。西国三十三所観音霊場のそれぞれの札所の本尊を模した33体の観音像を祀る。
いよいよ本堂前の階段を登る。
階段の途中から<本堂>入口を見上げる。
本堂正面から内部を望む。本尊の脇侍として安置される木造毘沙門天立像は国指定の重要文化財。一般非公開。
本堂内部、左側から。
本堂内部、右側から。写真右端は納経所。御朱印はこちら。
本堂入口から階段下を見下ろす。参拝客がどんどん上がって来る。
本堂右側の外にある<愛染明王>の祠。
本堂右奥の外にある<持経観音>。
本堂の裏側にある仏像。
本堂の後ろにある<苔の水地蔵尊>。皆さんお地蔵さんに札をペタペタ張っている。
本堂左奥の建物群。
本堂左奥の建物にある<笈摺(おいずる)堂>。
笈摺堂の左隣にある<子安堂>。
<子安堂>の内部中央。
<子安堂>の内部にある観音像。
建物群の左端にあるのは<毘沙門天像>か。
見てきた本堂左奥の建物群を外から。
本堂左手から裏手に向かって登る。
階段の上にある<満願堂>。
<満願堂>からの眺め。
満願堂の右手に進んだ、山側にある建物。
満願堂の右手に進んだ、谷側の建物。
本堂に向かって右手にある<鐘堂>。自由に鐘を撞くことができる。子供に人気。
鐘堂から山側の上の<阿弥陀堂>を見上げる。
階段を登ったところにある<阿弥陀堂>。
鐘堂の近くから<本堂>を見上げる。
本堂に向かって左側の、一段低いところにある<内仏客殿>。
内仏客殿の右側にある<元三大師堂>。
帰路。参道を下って行く。
最後にもう一度<仁王門>。広いし見応えもたっぷり。さすが西国三十三所の結願寺! (^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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