さくだりかんのんどう
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楽しみ方左下り観音堂のお参りの記録一覧

830年徳一が建立したと伝わる。
1358年芦名家家臣・富田将監祐義により修理された。
鎌倉時代には修験道で修行を行う前に籠る行堂として使われたという。
元々は北向きを正面として建てられていたが、1778年改修され東向き正面に改められた。

観音堂

観音堂

観音堂

観音堂

観音堂

観音堂








会津美里にはなんとも古く素晴らしい御堂たちが、重文の指定を受けず地元の方々のお陰で現存している。
それも限界があり、この素晴らしい建築物を後世に残したいので、ふるさと納税で微力を尽くしたい!と本気で思わせる観音堂です。

600メートル先の山の中腹にありますが、こちらから駐車場までは400メートルカットできます。
が、雪のため四駆でないと登れません。
うちのベンツぢゃダメでした。
歩きましょう🚶♂️

駐車場を過ぎると、こんな看板の建物があります。
普段はこちらで御朱印を頂けますが、今はコロナでお休み中。
御朱印は地元の方が用意してくれているそうです。
杖も用意してありました。ありがとう❤️

建物横に夫婦杉。

あっぶねっ!
倒木がお地蔵様スレスレで倒れていました。



さてさて、残り200メートル。
舗装していない山道。熊鈴は必須アイテムらしい。今はまだ、眠っているから大丈夫だろう、と確信のない安心感でごまかし登る。

なんじゃこりゃ!

まるで清水寺!
の様な繊細な派手さはないけど、侘び寂びを感じる。
岩に寄り添い造られた懸け造り、ってことかぁ!






横から中に入れるようです。



正面
最上階三階が入り口。


なんて読むかわからない屏額



出っ張った岩をうまく利用して、床もその形に切られて作ってあります。

御本尊の無頸観音は秘仏です。

須弥壇を回り後側には洞窟のような祠があります。
お地蔵様の赤い前掛けが目立ってゾクゾクします。


前掛けや帽子。石に帽子が被せてあるだけのもあります。
無頸地蔵の言い伝えは前出の看板にあります。

最上階から見た景色。


先程の祠の出口と御堂の間は隙間があり、飛べるような、、無理はしません。

修復のため寄付した方の名前がずらりとありました。

下に下りる階段は通行不可のようです。

三階建、これが830年!修復はあったものの、すごいなぁ。


色々直し補修してあります。

下から登れます。

二階から見た景色

借景です。


傾斜に石の土台を置き、そこに柱を立てて立っている。
3.11でも大丈夫だったみたいです。


岩の凹みに丸太を置いて支えています。

もう、何枚写真を撮ってもキリがない。
撮り終わってから、あれ?床の部分、内部の写真がない、と気づきました。
床は補修されているとは言え、踏むたびにギシギシ鳴り、ヒヤヒヤしました。

岩の横に、クルンと丸まった木があって、ホッとしました。

本来は道路沿いのこちらから入っていきます。今は雪のため無理でした。

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