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大善寺玉垂宮ではいただけません
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大善寺玉垂宮のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年04月19日(水)
参拝:2023年2月吉日
【筑後國 古社巡り】
玉垂宮(たまたれぐう)は、福岡県久留米市大善寺町宮本にある神社。旧社格は県社。祭神は玉垂命、八幡大神、住吉大神。例祭の「鬼夜」は日本三大火祭りの1つに数えられ、国の重要無形文化財に指定されている。
社伝によると、神功皇后の三韓出兵に大功のあった藤大臣(とうのおとど:高良大明神、玉垂命)が当地で没したとされ、天武天皇の御代672年に三池長者師直が法相宗の僧・安泰に、当地に祭神を祀る堂宇を建てさせ御廟院高法寺と号したことに始まる。のちに天台宗となり、平安時代前期の814年に殿堂、楼門、回廊などを建立し、寺号を大善寺と改めた。盛時には衆徒四五坊、社領三千町を有したという。長きにわたり神仏習合の形で発展したが、明治の廃仏毀釈により玉垂宮のみが残り、近代社格制度のもと県社に列格した。
当社は、西鉄天神大牟田線・大善寺駅の北方500mの、筑後川の支流・広川の北岸、平地にある。東側に西鉄天神大牟田線、西側に県道23号線が通る境内はかなり広さがあり、旧県社らしいサイズ感。基本草木が少なめなので境内は明るく、社殿以外の場所にも、神仏習合の名残りを感じる昔の伽藍が点在している。見て廻っていてなかなか楽しい。
今回は、福岡県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外にも数人、おひとり様参拝者を見掛けた。
境内南端西寄り入口の<一の鳥居>。社号標は見当たらなかったが、鳥居の大きな石扁額で社号が分かる。
参道進んで<二の鳥居>。
二の鳥居のすぐ後ろにある<神門>。
神門前左側にある<坂本社>。門守社の役割かな。
神門前左側にも同じ社号の<坂本社>。
神門をくぐったところからの眺め。まだ社殿は見えず、二階建ての楼門とその両側に透塀が見える。
参道左手で見掛けた、大事に祀られている岩。
参道右側にある<手水舎>。
階段を数段上がったところにある<随神門>。
随神門をくぐったところからの眺め。
参道左手、少し離れたところにある<社務所>。新しくて立派だが、雨戸が閉まっていて無人みたい。
<拝殿>全景。オーソドックスな形。なかなか立派なサイズ。
拝殿前左側の<狛犬>。
拝殿前右側の<狛犬>。
<拝殿>正面。扁額はなし。一部だけが開いている。
拝殿後ろの<本殿>。
社殿左奥の境内社群。左から順に<黒岩社>、<祇園社>、<恵比須社>。
ここから社殿を中心に、時計回りに境内を見て廻る。
ここから社殿を中心に、時計回りに境内を見て廻る。
社殿右奥の境内社①。表札はあるが字が消えてしまっていて社号は不明。
社殿右奥の境内社②。表札には「大黒天社」とある。
社殿右奥の境内社③。鳥居の石扁額には「佐野神」と刻まれている。
境内社③の社殿。説明板によると「幸の神」と記されているが、社殿と磐座、どちらが神様なのかしら?
なお、Google Mapだと「サイの神」と表示されている。「幸」を「サイ」と読むのかな?
なお、Google Mapだと「サイの神」と表示されている。「幸」を「サイ」と読むのかな?
随神門の東方にある建物群。扁額や表札などはないが、祭器庫とか神輿庫なのかな。
随神門の手前の東方にある<鐘楼>。
鐘楼の東側にある<平獄宮・天満宮>。
境内東端にある<獅子堂>。
獅子堂の南側にある<生目八幡宮>。
生目八幡宮の南側にある<大善寺旧庫裡>。
旧庫裡の南側からは西鉄の電車が見える。
最後に<社殿>全景。昔の栄華が伺える、さすが旧県社と納得させられる神社。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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