しんぎょうじ|浄土真宗本願寺派|教證山
信行寺へのアクセス・駐車場
住所 | 福岡県糟屋郡宇美町宇美1丁目2-1 |
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行き方 | 博多駅から車で30分、福岡空港から15分。 高速太宰府ICから車で15分、須恵IC(ETCのみ)より10分。 JR宇美駅から徒歩7分。 西鉄バス上宇美から徒歩5分。 |
駐車場 | 駐車場有。 |
参拝時間 | 8:00〜17:00 初めての方でも気軽にご参加いただける催しをいくつか開催しております。
ただ、当寺は観光寺院ではなく、ご葬儀やご法事等もございますため、催しの時以外でのご来寺には応対が行き届かない場合がございます。
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電話番号 | 092-932-0465 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | https://shingyoji.jp/ |
駐車場に関する投稿
坊さん日記の2回目。今回は、ご門徒さん(お寺のご縁の深い方)のお宅へご法事に伺った時の、僧侶とすれば何気ない日常と、そこから学んだ「寛容と感謝」の思いについてお話してみたい。
◆
先日、信行寺から車で1時間程度のご遠方のご門徒さんのお宅へ、ご法事に伺った。その日は、施主の方のお母さんの一周忌だ。施主は、先に往かれたお母さんの長女さん。
ご法事のお約束の時に、今回のご法事は長女さんと次女さん、お二人でおこなうとおっしゃっていた。長女さん、次女さんといっても、歳の頃は70代。お母さんは、90代半ばで昨年ご往生(仏様の国へ往くこと)された。
1時間をかけご自宅に到着。何度か伺ったことのあるご自宅。駐車場に車をとめ、運転で凝り固まった肩腰背中を伸ばした後、玄関へ。
最近は、「インターフォンの時はマスクをとらないと」と思い、外そうとするが、両手が着物のカバンやお経本などでふさがっていて、「あらら」と思っているうちにお宅の方が出てこられるというパターンが多い。
この日も同じように、玄関の前に行き、インターフォンを鳴らす。「マスクとらなきゃと思っているうちに出てこられるかな?」と思ったら反応がない。マスクをとり、もう一度インターフォンを鳴らす、、、反応がない。
「おかしいな。まさかお寺でのご法事だったかな?」
最近は、ご法事の半分はお寺でおこなわれている。
「いやいや、確かにご自宅と言われていたはず。自分がご予約をとったから覚えている。しかも妹さんと2人でと言われていた。間違いないはずだ」
そんなことを考えている間も反応がない。
「インターフォンが壊れているのかな?」
たまに、ご自宅に伺うとインターフォンが壊れているパターンもある。
玄関のドアをノックして、「こんにちは、信行寺です。お寺です」と呼び掛けてみる。
反応がない。「ドアがあいているかな?」と思い、ドアノブを握ってみるも、鍵がかかっている。
「裏口に回ってみよう」
勝手口に回り、ドアをノックする。「こんにちは、信行寺です。お寺です」
こちらでも反応がない。
「どうしたんだろう?」
お盆参りなどでは、留守にされているお宅もあったりするが、ご法事で留守にされることはまずない。あるとすれば、日程間違いの時だ。
「困ったなあ、どうしようか。でも先日、確認の連絡もあったし、日程も場所も間違いはないはずだが、、、」
「大丈夫かなあ」段々、心配にもなってきた。
日ごろ、ご葬儀などで人の死の場面のお話をよく伺うからだろうか。何かあったのだろうかと心配になる。
「でも、お一人なら心配だが、お二人なら大丈夫か。ひょっとしたら妹さんを迎えにいっていて、戻ってこられていないか。時間は、お約束の10分前。まだ時間なっていないから大丈夫」
そんなことを考えながら、再び玄関のほうに戻りかけたその時、ガチャッとドアがあいた。
▼続きは坊さん日記へ
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