しとじんじゃ
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志登神社ではいただけません
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志登神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年12月18日(日)
参拝:2022年11月吉日
【筑前國 式内社巡り】
志登神社(しと~)は、福岡県糸島市志登にある神社。式内社で、旧社格は県社。主祭神は、豊玉姫命、相殿神は和多津見神、産火火出見尊、息長帯姫命、武内宿禰命。
創建は不詳。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「筑前國 怡土郡 志登神社 小」に比定されている。戦国時代の1581年に高祖山城の城主・原田隆種により再建され、高祖神社の御祭神である息長帯姫命と武内宿禰命の御神体を分霊氏、神殿を寄付された。1586年の豊臣秀吉の九州平定の時、神領を没収され廃絶の危機に至ったが、江戸時代の1690年、福岡藩3代藩主・黒田光之が社殿を造営、神田を寄付した再興された。明治に入り郷社に列し、その後県社に昇格した。なお、近年の2014年に火災で社殿を焼失したが、翌年2015年に再建されている。
当社は、JR筑肥線・波多江駅の北西1kmの、平らな耕作地帯の真ん中にある。田畑が広がる広々とした場所に、森林(境内)がポツンと存在する感じなので少し離れた場所からもすぐに分かる。境内は旧県社として十分な広さで、中央に社殿を配置し、その周りを木々が囲っている。社殿は近年の火災後の再建で真新しい。台風で倒れた巨木が、そこから力強く天に向かって復活している「神命木」が印象的。
今回は、越前國の式内社、福岡県の旧県社ということで参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外の参拝者は特に見掛けなかった。
境内西端入口の一つ目の<注連柱>。
筑前國では注連柱をよく見かけ、かならず1本に5文字の漢文メッセージが入っている。
筑前國では注連柱をよく見かけ、かならず1本に5文字の漢文メッセージが入っている。
参道右側の<大石大神>。
玉垣の内側に入ると、二つ目の<注連柱>。
その後、すぐに<鳥居>がある。 石製扁額には「志登大明神」とある。
参道を少し進んだ右側にある<厳島弁財天>の鳥居。
鳥居をくぐって奥に進むと、厳島弁財天の大きな<狛犬>と小さな<社殿>がある。
本来であれば社殿は池に浮いているみたいだが、水はなかった。
本来であれば社殿は池に浮いているみたいだが、水はなかった。
参道右手の<手水舎>。ツイン手水盤。
参道右手の小さな<鳥居>。扁額の文字が削られているが、後方の石柱には「太陽観測石」、「玉の井」とある。
参道右手の<夫婦楠>。
<拝殿>全景。見た感じ、新しくパリッとしている。
拝殿前左側の<狛犬>。頭が大きく「獅子頭」のようなルックス。
拝殿前右側の<狛犬>。意外と細身の体に極太の尻尾。バランスが面白い。(o^―^o)
<拝殿>内部。やっぱり真新しい。説明書き等を総合すると、近年火災で社殿を焼失し、再建したみたい。
拝殿から振り返って境内全景。写真右側に<御神木>が見える。
拝殿後ろの<本殿>。
本殿の左側にある<天満宮>。
本殿近くにある<鬼瓦>。説明書きによると、上が火災焼失前の<拝殿鬼瓦>で、下が<鞘殿鬼瓦>とのこと。
本殿の後方(東側)にある、幹が地面に沿って伸びている不思議な木。どうやら嵐で倒れた樹木が再び根を張り、上に向かって幹を伸ばしたものとのこと。スゴイ生命力。
本殿の右側にある<三柱社>。左から順に<志々岐神社>、<天照大神宮・天満宮>、<八坂神社>。
最後に<社殿>全景。火災からの復活、おめでとうございます~!(^▽^)/
すてき
みんなのコメント(2件)
ぱん吉🍀
惣一郎さん、こんばんは!
注連柱✴南国の雰囲気がいいですね~
北海道でも見たことはありますが、ちょっと様子が違うのですよね。周囲の樹木も伸びやか、狛犬もおおらかに見えるから不思議 (^ー^* )
焼失から一年でのスピード再建!凄い (力ありますね)!!倒れても成長を続ける「神命木」、そしてマンパワー、なんとも力強い神社さんですね (*^▽^*)
2022年12月19日(月)
ぱん吉さん、こんばんはー!
コメントありがとうございます。(o^―^o)/
この秋から九州地方を重点的に巡っているのですが、ぱん吉さんのおっしゃる通り、九州らしい個性のようなものがありますよね。特に注連柱(神社にもお寺にもあるようです)と狛犬(個性的なものが多い)でしょうか。
あと由緒書きを見ると、神話と直結しているものが多いのも特徴ですね。九州に邪馬台国があったような気がしてきます。
当社、樹木パワーも氏子さんパワーもすごかったのですが、自分の下調べが不十分で、本務社で御朱印を領布していることが事後に発覚。もらい忘れて不覚です...(^_^;)
2022年12月19日(月)
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惣一郎1269投稿
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