若狭姫神社（若狭彦神社下社）のお参りの記録(1回目)
福井県東小浜駅

#若狭姫神社 #若狭彦神社下社 #遠敷神社

ご祭神はトヨタマヒメの命。

#豊玉姫命

古事記では豊玉毘売命、日本書紀では豊玉姫。古事記・日本書紀とも、ワタツミの神の娘でヒコホホデミの尊の妃で初代・神武天皇の祖母とする。

トヨタマヒメの命の正体は、古事記では巨大な和邇（わに）、日本書紀の本文では龍とある。後者に関連して、フランスのメリュジーヌがどうしても連想される。

メリュジーヌの場合、毎週土曜日に龍の姿に戻ってしまうので、土曜日だけは会わないで詮索しないでと、夫レイモンダンに重ね重ね念を押していた。レイモンダンは一貫して誠実だったが、彼女が別の男と密会していると兄から吹き込まれ、妻の後をつけて元の姿を目撃した。メリュジーヌは覗かれたことに気付いていたものの、夫が深く反省したのもあり、以後も互いに何も知らないフリをして共に暮らした。だが2人の子のうちの1人が弟を殺すという事件が起こり、激昂したレイモンダンは公然と彼女を蛇女と罵った。それでメリュジーヌも彼の元を去らざるを得なくなった。
2人の子供たちはヨーロッパの各地で王位に就いたと。