みょうつうじ
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
明通寺ではいただけません
広告
明通寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年10月31日(月)
参拝:2022年10月吉日
【若狭國 古刹巡り】
明通寺(みょうつうじ)は、福井県小浜市門前にある真言宗御室派の寺院。山号は棡山(ゆずりさん)。本尊は薬師如来。本堂および三重塔は国宝(福井県唯一)。木造薬師如来坐像、木造降三世明王立像、木造深沙大将立像、木造不動明王像等は国指定の重要文化財。
寺伝(『明通寺縁起』)によると、平安時代初期の806年、北陸地方を巡業中の坂田上田村麻呂による創建。鎌倉時代中期、僧・頼禅によって再興され、現在国宝の本堂、三重塔が復興されている。
当寺は、JR小浜線・東小浜駅の南東4kmの山あい、松永川西岸の小高い場所にある。当寺HPでは「古式蒼然の美・幽谷の国宝」と表現しているが、まさにそのキャッチフレーズ通りで、石段を登って仁王門をくぐっていく時は古刹の山寺に来たことを実感させられる。仁王門近くには鐘楼、客殿、寺務所などがあり、拝観受付を越えしばらく進むと、さらに一段高い場所に国宝の本堂と三重塔が姿を現す。本堂内には国重文の仏像が3体も安置されており見応えは十分。本堂内では当寺の方が、当寺の由緒や建物、仏像について参拝者ごとに直接説明いただけたのにはかなり感動した。
今回は、本堂と三重塔が国宝、4体の仏像が国重文であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外にも数組の参拝者が訪れていた。
境内東端入口全景。山寺の雰囲気全開。(o^―^o)
やや急な階段を登り切ったところにある<仁王門>。
左側の<吽形仁王像>。写術的な造形で、見た目の恐ろしさは抜群。
右側の<阿形仁王像>。
仁王門をくぐって、さらに一段高いところにある<鐘楼>。
参道の左側にある<水屋>。
自然を生かした、趣のある手水盤。
水屋の前の池には、たくさんの錦鯉が泳いでいる。
参道を一段上がると<拝観受付>。先に御朱印帳を預ける。
山寺らしい雰囲気を味わいながら、整備された参道を進む。
やがて階段が現れ、その上には建物が見えてくる。
階段を登り切ったところから、<国宝・三重塔>(左)と<国宝・本堂>(右)。
本堂の脇から見える、向かいの山の眺め。
こちらが<本堂>。鎌倉時代中期1258年の建立。桁行5間、梁間6間、入母屋造、檜皮葺。
こちらが<三重塔>。鎌倉時代中期の1270年建立。総高22.1m。
本堂の中は、手前梁間3間の外陣と、奥梁間3間の内陣を明確に区分する中世仏堂特有の構成になっている。
本堂を出て、改めて建物を眺める。党内では、当寺の方が由緒や建物・仏像などについて、参拝者1人に対しても個別に解説をいただける。これには感動。
また、内陣には<木造薬師如来坐像>、<木造降三世明王立像>、<木造深沙大将立像>の3体の国重文の仏像が安置されているが、参拝者は内陣に入って拝むことができる。これも嬉しい!(o^―^o)
また、内陣には<木造薬師如来坐像>、<木造降三世明王立像>、<木造深沙大将立像>の3体の国重文の仏像が安置されているが、参拝者は内陣に入って拝むことができる。これも嬉しい!(o^―^o)
本堂と三重塔の間には、小高い場所に鎮守社がある。
登ってみると、小社は2つ建っている。
階段下から<三重塔>を見上げてみる。軒の出が深く、安定感があり、和様の端正優美な塔で、鎌倉時代のこの種の塔婆の典型と言われるとのこと。
<三重塔>の初層正面。釈迦三尊像が安置されている。
<三重塔>の初層側面。
<三重塔>の初層裏面。阿弥陀三尊像が安置されている。
三重塔が建っている場所から<本堂>を望む。
帰路。拝観受付で御朱印帳を受け取ってから、参道北側にある入口を入る。
入口から入って、左前方にある<客殿>。
<客殿>正面。ここに、国重文の<不動明王像>が安置されている。
最後にふたたび、<三重塔>と<本堂>の国宝建造物のデュエット。山の中だからこそ、歴史的建造物が良い状態で保存されてきたのかな。(^▽^)/
すてき
投稿者のプロフィール
惣一郎1269投稿
ホトカミ見ました! で広がるご縁
ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば住職さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。