潮音院の日常(72回目)
福井県若狭本郷駅

『浄極まり光り通達し　寂照にして虚空を含む
却来して世間を観ずれば　猶夢中の事の如し』
こちらの回向(えこう)は、法事の回忌で読むもの✨

そして坐禅の境地です🧘

これは良い音悪い音、良い匂い悪い匂い、などとと差別して坐るのではなく、身体に入り込む情報すべてを純粋経験として素直に、心静かに通します✨
あたかも光が自分の身体を透き通っていくように🌈

その境涯でもういちど世界を眺めてみると、そこには良いも悪いもない。
ただ因果の法則でなりたった世界が粛々と流れ去っているだけなのであります🍂