蓮久寺の日常(242回目)|千葉県君津駅
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投稿日:2021年08月14日(土)
おはナム(^人^)
お盆真っ只中ですね♪
亡き人が年に一度、自宅にお帰りになられます
お盆に用意する棚のことを「精霊棚」といいます
お盆ならではのものを色々とお供えしますが
その中でも欠かせないのが「ミソハギ」と「水の子」です
水の子とは、キュウリとナスを細かく切ってそれを、洗ったお米と混ぜたものをいいます
ミソハギを置く器に、少し水を入れ、ミソハギを使ってその水を、水の子に付けます
なんでそんなことをするのか?
「ミソハギ」は漢字で書くと「禊萩」
穢れを払う意味があります
ナスとキュウリは夏野菜なので、火照った体を冷やし鎮める効果がある
私たちが必ず持っている穢れた心「煩悩」は、燃え盛る炎に例えられミソハギとナスとキュウリで、私たちの煩悩の炎を鎮める
確かにそれだけでも意味がありそうですが、もう一つ大事な意味が籠められています
ナスとキュウリを細かく切るのには理由があって、それは、多くの人に食べ物が行き渡るようにという意味が
また、ミソハギで水の子に水をつけることで、ナスとキュウリとお米が、ものすごい量になると言われています
そこにも、多くの人々に食べ物が行き渡るように、という意味が籠められます
なぜ、そんなに食べ物を増やすのか?
帰ってきたご先祖さまにたくさん召し上がっていただく、という意味もありますが
手厚い供養を受けることの出来ない方「無縁仏」さんにも
お供えしたものを食べてほしい、といった意味が籠められているのです
ひとつのお皿の上にある、食べ物を身内だけでなく、みんなで分け合って食べる
「皿を分かつ」で「盆」
自分のものを他人に分ける、その思いやりの心を育むことで
煩悩の炎を鎮めることができるのです
「心を分ける」思いやりの心を育む教えが、お盆には込められているのです(^人^)
#仏教 #お盆 #信仰 #煩悩
http://ren9zi.namaste.jp/
すてき
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