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ちばけんごこくじんじゃ

千葉縣護國神社のお参りの記録(1回目)
千葉県千葉公園駅

投稿日:2025年09月18日(木) 07時17分55秒
参拝:2018年12月吉日
千葉駅でのイベントに参加した一日、その合間に少し時間ができました。せっかくの機会だからと足を運んだのが、千葉縣護國神社です。駅からそう遠くない距離にあり、街の雑踏を抜けると、やがて広々とした千葉公園に辿り着きます。公園の一角に鎮まる鳥居を目にした瞬間、外の喧騒とはまるで別世界に切り替わり、心の奥に静けさが広がっていくのを感じました。

この神社の創建は明治11年、「千葉縣招魂社」として創建されたのが始まりとされています。その後、昭和14年に内務大臣指定護国神社となり、現在の名を称するようになりました。御祭神として祀られているのは、戊辰戦争以降、大東亜戦争に至るまでに殉職した、千葉県に本籍を持つ五万七千余柱の英霊。歴史の重みを背負う神社であり、その規模の大きさは言葉にしがたい迫力を持っています。

境内は、千葉競輪場が隣接するという少し意外な立地にありますが、公園の中にあるため、樹木が豊かに茂り、参道に入れば不思議と心が落ち着きます。公園を訪れる人々の声が聞こえてくることもありますが、それすらもどこか遠く、慰霊の場としての厳かさが保たれていました。都市の中心部にこれほど広やかで静謐な場所があることに、しばし感慨を覚えました。

鳥居をくぐり、手水舎で手を清め、拝殿の前に立つと、五万七千余柱という数の重さが胸に迫ってきます。そのひとつひとつに人生があり、家族があり、未来への夢があったはずだと考えると、ただ手を合わせるだけでは足りないような気がしてなりませんでした、短い時間ながら、心を整え、静かに感謝と祈りを捧げることができたのは、自分にとってかけがえのないひとときでした。

千葉縣護國神社は単なる歴史的建造物ではなく、過去と現在とを結ぶ大切な場所であると実感しました。次に訪れるときは、もっと時間をかけて境内を歩き、その歴史や由緒をより深く感じてみたいと思います。
千葉縣護國神社(千葉県)

すてき

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