りょうさんじ|曹洞宗|禅林山
良参寺のお参りの記録一覧
知多四国八十八ヶ所巡りの15寺目は、14寺目と同じく知多郡美浜町の小野浦に在る第48番札所の禅林山 良参寺です。
13寺目の吉祥寺から南へ約2.1km。
曹洞宗で、本尊は聖観音。
1585年に創建、1733年に現在地に移転。小野浦港が千石舟で栄えた江戸時代の1818年に庫裏を、1845年に本堂を再建し、現在に至ります。
国道247号線を野間から南下すると野間崎灯台が見え、通り過ぎて程なく行くと小野浦の町に入り山門前を過ぎて直ぐの道路沿いに3~4台停めれる駐車場がありましたので停めさせて頂きました。山門と駐車場の間に地蔵堂があります。堂内をのぞくと十王像も祀られていました。
山門をくぐると左側に手水、右側に宝珠正覚坊(おたからおかめさん)、亀に似た石の上に珠が載せてありました。知多半島の南部には亀を祀ったモノが多いですね。最近は知多半島でのウミガメ産卵例は稀ですが、昔は多かった事でしょう。正面に本堂、本尊は聖観音ですが遠くてよくわからずでした。本堂の左側の間には薬師如来を祀った薬師堂、その横に毘沙門天でした。直角に曲がって弘法堂、弘法大師に秋葉三尺大権現、准胝観音。弘法堂左側に金比羅堂とお堂が並んでいました。更に鐘楼があり、最奥に稲荷社です。一通り参拝してから庫裏・納経所で御朱印を頂きましたが、手前の樹齢400年のイブキの大木の根元のウロに子抱観音、確かに子を抱いている姿に見えますね。
御朱印
地藏堂
山門
境内
宝珠正覚坊(おたからおかめさん)
手水
本堂
不動明王、薬師堂
不動明王
弘法堂
金毘羅堂
鐘楼
稲荷社
子抱観音
庫裏・納経所
名鉄の「歩いて巡拝 知多四国」で訪れました。
今回は、名鉄「内海」駅をスタートし、美浜町の札所を巡拝します。
今回のコースは、車が無い時代のコースだったのでしょう、峠越えを歩きました。車の巡拝では味わえない体験でした。
雨降りで最悪のコンディションでしたけどね。
内海駅からいきなり峠越え。昔の人は、この様な弘法道を歩いて巡拝していたのでしょうね。
弘法堂
稲荷大明神
稲荷大明神を右手に進むと墓地があります。
その墓地の中に「宝順丸乗組員十四名の墓」があります。
(周辺情報)音吉の像
江戸時代末期、千石船「宝順丸」が遭難。乗組員十四名の内、生き残ったのが「音吉」「岩吉」「久吉」の三名だけでした。(三名合わせて三吉と呼ばれています)日本初の聖書和訳をした人です。
(周辺情報)廻船と音吉記念館
知多四国八十八ヶ所霊場第48番札所。
山からまた海沿いに戻ります。
境内には色々あり見所がたくさんあるお寺でした。
本堂
不動明王様
弘法堂
子抱観音。木の下の中央の小さなコブが赤子を抱いた観音様の形をしています。子授けにご利益が。
イブキの巨木
奥は稲荷社
最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。
ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ
8
0