こうさんじ|天台宗|御嶽山
高讃寺のお参りの記録一覧
知多四国八十八ヶ所巡りの11寺目は、5寺目~10寺目と同じく常滑市西阿野に在る第61番札所の御嶽山 高讚寺です。
10寺目の洞雲寺から東へ約2km。
天台宗で、本尊は聖観音菩薩。
この本尊・聖観音菩薩立像は県指定文化財で、阿弥陀如来立像、仁王像も県指定文化財です。しかし残念ですが、常滑市教育委員会に確認した所、聖観音菩薩立像と阿弥陀如来立像は非公開との事でした。
684年に天武天皇の勅願寺として行基により創建と伝わります。かつては七堂伽藍300坊を有し、岩屋寺・観福寺とともに知多三山の一つに数えられましたが、1537年の兵火により堂宇の大半が焼失。その後も安土桃山時代の兵火や明治時代の失火により、現在は南の坊であったこちらを残すのみになったとの事です。(先の62番札所の洞雲寺も山号が御嶽山ですので関係があると思います。)
国道247号線沿いに駐車場があり、この辺りの国道247号線は割と見晴らしの良い、ほぼ直線道路で速度が出易いため、早めの合図(ウインカー)をお薦めします。
寺号柱の前に5台程度の駐車場がありましたので停めさせて頂きました。
石段を少し上がると仁王門、両脇に阿形・吽形の仁王像(県指定文化財)です。高さは共に303cm、知多半島内最大の木造彫刻で鎌倉時代末期の作。接ぎ合わせ部分が年月により拡がってはいますが、700年もの長い間、風雨に晒されてきたとは思えず、金網越しではなく、直に観れるのは有難いです。
仁王門をくぐって先へ行くと参道脇に地蔵堂が4つ、六地蔵も。地蔵信仰が篤かったのでしょうか。手水があって、短い石段を上がると本堂です。堂内は内陣と下陣が格子戸で仕切られていて、内陣の真ん中に本尊・聖観音菩薩が安置してある(と思われる)閉扉された厨子で、その前にお前立ち。左側に弘法大師、右側に4躯の観音像が祀られていました。それぞれに手を合わせてから、右側の客殿へ行きましたが扉には鍵が掛けられていて中の様子はわかりませんでした。
最後に客殿横の庫裏の納経所で御朱印を頂きました。
御朱印
仁王門
阿形
吽形
地蔵堂
六地蔵と地蔵堂
千体地蔵堂
手水
本堂
本尊・聖観音菩薩のお前立ち
弘法大師
4躯の観音像
客殿
知多四国八十八ヶ所霊場第61番札所
鬱蒼とした森の中の長い参道を進むと大きな山門があり中には大きな仁王様がいらっしゃいます。境内には樹齢350年になる椿の大木があり椿寺といわれています。
この辺りでは特に歴史のある大きなお寺です。少し荒れてましたが…。
入り口
3mある仁王様 鎌倉時代の作だそうです。
戦火を逃れたり池に沈んでいたりと今に至るまで色々大変だったみたいです。
昔話
弘法堂
昔の富士登山の様子
本堂
知多四国の霊場。
天台宗のお寺さん。天台宗と聞いただけで古い。
なかなか味のあるお寺さん。ちょっと、ほったらかしですが私は好きです。これ以上寂れないように、そして近代的にならないように願うのみです。
山門
山門(仁王門)
こちらの仁王さんには逸話があります。
こちらは口を開けた阿形。
はてさてどんなお話やら。「アップー!」
こちらは口を閉じた吽形。つまりお互い息が合えば「阿吽の呼吸」である。
地蔵堂
行基菩薩陶像 常滑出身の彫刻家、片岡静観の作。昭和26年に製作。
千体地蔵堂
水盤舎
本堂
客殿
高讃寺のツバキ
こちらは知多四国の61番札所です。
幹線道路に近いですが、入り口がわかりにくいです。
既に3度ほど訪問していましたが、住職が留守で御朱印をいただけてませんでした。
今回は洞雲寺に向かっている途中で、たまたま見かけたので立ち寄りました。
すると社務所が開いており、御朱印をいただくことができました。
こういうものですね、目標立てて行くとダメでたまたま立ち寄るとOK・・・。
こちらのお寺の参道は100mくらいあり、途中に迫力のある仁王像の門があります。
だから僕は惹かれるか、車で通過する一瞬で思い出し再訪しました。
ここの御朱印は無理だと思っていたので、うれしかったです。
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