こうしょうじ|時宗|開運山
光照寺のお参りの記録一覧
知多四国八十八ヶ所巡りの22寺目は、先の番外札所の海蔵寺と同じく半田市に在る第18番札所の開運山 光照寺です。先の海蔵寺から南へ約1kmの所です。
時宗で、本尊は阿弥陀如来。
御朱印には本尊十一面観音と書かれていますが、弘法大師が祀られている観音堂の本尊が十一面観音であると云う事だと思います。
余談ですが、日本で寺院数が最も多い県は愛知県ですが、時宗が宗派の寺院は愛知県に10ヶ寺しかありません。
1342年に創建。海辺に近かったため暴風雨と高潮で堂宇を消失。1811年に現在地に再建された。当時、観音堂は寺格から二重の層塔建築が認められませんでしたが、尾張藩家老の成瀬隼人正の「ひさしを付ければ塔に非ず」との名裁定によって建築許可されたものだそうです。また、清水次郎長が勝利の願をかけた地蔵が「清水次郎長地蔵尊」で、地蔵は元々は乙川村の街道沿いにあったが、道路拡張によりこちらに移されたとの事です。
寺院の西側の半田東浦線沿いに駐車場がありましたので停めさせて頂きました。南側に山門(鐘楼門)があります。山門をくぐると正面に本堂、右側に庫裏・納経所。左側に手水、?堂(堂名不明)、地蔵堂(清水次郎長地蔵尊)、観音堂です。
先ずは本堂に上がらせて頂いて、本尊の阿弥陀如来に手を合わせました。次に観音堂。弘法堂は無く、観音堂が兼ねています。観音堂の真ん中には扉が閉まった厨子があり、その前にお前立ちです。十一面観音は秘仏だそうです。左側の脇壇には弘法大師で、其々に手を合わせました。最後に納経所で御朱印を頂きました。
鐘楼門
本堂
阿弥陀如来
手水
?堂
地蔵堂(清水次郎長地蔵尊)
観音堂
十一面観音お前立ち
弘法大師
知多四国八十八カ所霊場
第18番札所
新緑の季節に訪れました。
緑の中に姿を見せるお堂がとても印象的でした。
境内に次郎長地蔵が安置されています。幕末のころ「穂北の久六」という相撲取りがいました。清水次郎長と親交があったとのこと。でも悪事ばっかり働いていたので次郎長が「お前!え~加減にしいや!」と諫めたところ逆ギレしたとのこと。これにあったまにきた次郎長は久六を河畔に呼び出したのです。やがて手下を引き連れた久六に、次郎長は刀を抜き涙をのんで久六の腕を切り落としたといいます。次郎長は久六を待つ間に勝利の願を掛けたのがこのお地蔵さんとのこと。またの名を「勝軍地蔵」ともいいます。
階上に鐘楼をいただく山門
本堂 平成15年に大改修されました。
二重の層塔をもつ観音堂 創建当時は寺格により二重の層塔はダメ!でも、尾張藩家老の成瀬隼人正に懇願したところ「向拝を付ければ塔じゃないもんねぇ。」と、あっさり許可されたとか。
観音堂の大提灯
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