誕生堂

愛知県 八幡新田駅

「知多四国八十八」第75番札所です。

正法院内に鎮座し、40段程の階段を登っていくとあります。
印は正法院で頂きました。

知多四国八十八ヶ所巡りの14寺目は、13寺目の如意寺と同じく佐布里5ヶ寺の1つ。5ヶ寺の中の正法院の境内隅の少し高台に在る第75番札所の雨宝山 誕生堂です。
真言宗豊山派で、本尊は弘法大師。

お堂が1つあるのみで、無住で、第73番札所の正法院が管理しています。よって、御朱印はその正法院で頂きます。
元の第75番札所は泉蔵坊でしたが廃寺となり、代わりに新たにお堂が建てられました。誕生堂の名の由来は、1.弘法大師・空海は香川県の善通寺が誕生地(と言われている)。2.善通寺は四国八十八ヶ所の第75番札所である。3.ここは同じ第75番札所だから誕生堂。という事だそうです。
40段位の石段を上がると弘法堂(大師堂)で、弘法大師が祀られています。手を合わせました。

新四国八十八か所巡り七十五番札所⛩
　雨宝山誕生堂は知多四国霊場の開創当初の七十五番札所は「雨宝山如意寺正法院」の一坊である「泉蔵院」が選ばれており、札所本尊の弘法大師像も奉安されていたそうです。明治六年、無住・無檀の寺院の為「寺院廃却令」によって廃寺となってしまいます。
そこで、正法院の境内の山上に弘法大師像を奉安する御堂を建立し、この御堂を知多四国霊場七十五番札所としました。新しいお堂に札所を移す際、名称を本四国八十八ヶ所の七十五番札所「善通寺誕生所」に因んで「誕生堂」と称する事になったろうです。