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愛知県西尾市へ行く野暮用があり、北隣りの安城市にある印内薬師(堂)へ行って来ました。
こちらの堂内には県指定文化財の薬師如来坐像が安置してあるからです。ただ拝観可否が不明だったため安城市文化財課に問合せた所、印内地区総代に確認して頂き「学術調査等の場合のみ解錠、それ以外はいつでも戸口からのガラス越し拝観なら可能。」との事でしたので行ってみる事にしました。
いつの時代か不明だが桜井神社の少し南の塔之元という所に神宮寺があり、その神宮寺に本尊・阿弥陀如来と薬師如来が祀られていた。
その後、恐らく明治時代初期の廃仏毀釈により神宮寺は廃寺となり、桜井神社の境内の一画に薬師堂を建て薬師如来を遷したのではないかと思われます。(私の推測のため間違っているかもしれません。)
印内薬師(堂)の前に着きましたが、道は細く、路駐する事も出来ません。目を移すと桜井神社の鳥居の近くにそこそこの台数が駐車してありましたのでそちらへ移動して停めさせて頂きました。(先に記載した通り、桜井神社の境内の一画にこの印内薬師(堂)があり、登録済みの桜井神社へ投稿する積もりでしたが、神社と薬師堂の管理者が違う様なので印内薬師を当方にて新規登録しました。)
薬師堂(収蔵庫)はガラス戸となっていて、そのガラス越しで拝観出来ますが、堂内に灯りは無く、当日は雨が降ったり止んだりで陽も殆ど入らず、暗くて余りよく観れなかったのは残念。堂内中央にどっしりと座っている薬師如来坐像は、高さ約143cm、寄木造、ふっくらとしたお顔、なだらかに流れる衣文、定朝様、平安時代末期の12世紀頃の作。安城市内最古の木像との事です。
無人ですので御朱印はありません。天気の良い日に再度訪れてみたいと思います。
ーオマケー
この寺院には関係ありませんが、蒲郡市博物館で蒲郡市制70周年記念企画展「がまごおり山ものがたり〜信仰と観光と〜」が開催されており(開催期間7/20~9/1)、1998年に公開されて以来26年振りに県指定文化財「木造十一面観音立像」が公開されていましたので観てきました。
ショーケース越しですが、なかなかいい仏像でした(撮影可)。
印内薬師(堂)
扁額は「薬師如来」
薬師如来坐像(県指定文化財)
ーオマケー
蒲郡市博物館 蒲郡市制70周年記念企画展
十一面観音立像(県指定文化財)
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