貞寿寺のお参りの記録(1回目)
愛知県北岡崎駅

通称、能見不動尊。
松應寺の周りをグルグルしている時に、信号待ちで発見。
信号名「能見不動尊前」。
これは行くしか無い。

お堂の劣化具合、雑草の生え具合、あまり管理されてない感。活気も無い。人もいない。

でも、やっぱり凄い所だった。

庚申堂の屋根には獅子がいる。左右どちらもコミカルで可愛い。
鬼瓦には木が生え掛けている。とても見辛いが、龍がいる。

お堂の前には猿。
右に弥勒菩薩ポーズ。左に親子。
と思っていたが、後で写真を見ていたら、右が「聞かざる」、左が「見ざる」と「言わざる」。
左が草のせいで顔しか見えないのが問題。

小さいお堂に兎の前掛け地蔵。


大師堂らしき建物があるが、中には入れない。
特徴的な像が並んでいる。

草むらに覆われた大日如来もいる。
密教の最高神が雑な扱い。

古びた建物の入り口屋根の瓦がセンス抜群。
鬼瓦の左右のウネウネの所。
左が龍で右が虎。
虎は竹付き。芸が細かい。

手水舎は遠目普通だが、近くで見るとヤバい。
手の届く高さに360度彫刻ビッシリ。
柱の獅子と獏、欄間の鳥、龍、鼠。
不意打ちだっただけに衝撃だった。

本堂は、木が自由に枝葉を伸ばしている為、正面からはほぼ見えない。

柱の獅子が大きく迫力がある。
その側面には龍らしき顔。
ここに龍か。

更に、梁の部分が龍。
柱の頭と繋がっているかと思ったが、ちゃんと真ん中に顔がある。

これは堪らん。

正面はガラス張りで中は見え辛い。
ガラスの左右に彫刻があるが、布で隠れている。