萬徳寺のお参りの記録(1回目)
愛知県稲沢駅

真言宗豊山派　長沼山　華王院　萬徳寺

尾張三十三観音霊場　第17番札所
東海三十六不動尊霊場　第4番札所

尾張大國霊神社から東へ徒歩15分、JR東海道本線「稲沢駅」から北西へ徒歩10分のほどのところになります。

地元ではぼたん寺として有名なのだそうで、4月下旬には境内に植えられた700本のぼたんが咲き誇るそうです。

＜御由緒＞
神護景雲2年(768)称徳天皇の勅願により慈眼が創建したとあり、その後、鵜沼川（木曽川）の洪水で荒廃したのを、承和元年(834)空海が再興し、永祚元年(989)の大風で衰退した。
建長6年(1254)、常円により再興され、江戸時代には尾張国真言宗の本山として、豊臣秀吉以来53石の寺領をもち、53以上の末寺のある大寺院であった。

境内には本堂の他、重要文化財に指定されている多宝塔や鎮守堂があります。
いずれもそれほど古い感じはないのですが、室町時代のものだそうです。
また山門は、清州城の馬掛門が移築されたもの。

御朱印は、本堂向かって右隣りに建つ庫裏に引き出しのついた箱が置かれていて、その中に朱印や朱肉、筆ペンなどが入っていました。
自分で書き入れようか悩んだ挙句、あまり字に自信がない私は断念😅
もしかしたらご住職などがいらっしゃるときは、お願いすればお書入れしてくださるのかもしれません。