一心寺・一心禅寺のお参りの記録(2回目)
愛知県六輪駅

シンくんさん　こんばんは。
いきなりなんですが　写経について教えてください。
私は今までに1度だけ写経させていただいたことがあるのですが　シンくんさんがされたものと違うものなのです。
写経って　宗旨宗派によって違うのですか？それとも寺院によって違うのですか？
私の父は般若心経を写経していたのですが　それは寺院に収めるためではなく　毛筆の練習とか言っていました。
私は　何やら名前は忘れたのですが　お経ではなくお手紙のようなものでした。
ネットで調べるのも手なのですが　ここはホトカミユーザーさんに教えていただきたいのです。
勉強不足まるだしなのですが　ぜひ教えてください。
よろしくお願いいたします。

くるくるきよせんさん、返信遅筆申し訳ございません。
お写経は、寺院さんによって書かれる内容が異なっていると思います。
でも、基本は『般若心経』です。（納経料は千円の所多い）
今回の一心さんでの写経は、消災呪（通称）です、消災妙吉祥陀羅尼を書きました。
書き上げたお経は、寺院さんによって事後はお任せとなっています。
経塔or経堂があればお納めされたり、本山へ郵送される事もあります（宗派や寺院によってまちまち）。
御尊父さまの様に、練習タイプの般若心経もございます。
練習タイプでも、日付とお願い事を記帳し
◯◯四国霊場（四国でなくても一向に構わない）等で、納経納めを受け付けている所では、お写経をお納めする事もできます（されていない寺院もあります）。

写経は、どの宗派さんも大体はしているところが多いです（全ての寺院での有無は不明）。
臨済宗・曹洞宗・天台宗では、基本は『般若心経』ですが他のお経も書くケースがございます。
浄土宗さんも『般若心経』を書かれますが、もしかすると浄土経本にある他の『おことば』を写す事もあるかも知れません。
浄土真宗さんでは、まずは般若心経は書かれないし、お経でも奏上されません。
浄土真宗さんでは『正信偈』という経があります。
お写経があるので『正信偈』の抜粋を書かれることと推測します。（正信偈は長い）
写経写仏はようやくスタートしてから１年半経ちましたが、まだまだ一年生なので語れるほどの技量は持っていません。
どちらかというと、その後のお茶会や法話（いわゆる世間話も含めたおしゃべり）が楽しみがあるという点です。
よく行かれて、住職さんやお庫裡さんと気さくにお話しできるお寺さんはございますか？
もしございました際には一度お伺いしてみては如何でしょうか？
意外な答えが返ってくると思いますよ。
大きい寺院で、観光寺院にもなっているところは、寺務所・社務所があればお伺いしてみる事も良いかも知れません（たまに観光寺院でもされていないところもあるので、最終的にネット検索の可能性は多い）。
とりあえず、思いつきと過去の思い出から書きました。
あ、神社（神道）でも本当に稀ですが、祓詞や大祓詞を写経される神社もあるそうですよ、三河の砥鹿神社（情報は見た、まだ未経験）では土曜日にあるそうです。
もし良ければ、一歩踏み出す題材に為されれば良いかなぁと思います。

シンくんさん　こんばんは。
とても丁寧なコメントありがとうございます。
写経の奥深さのようなものを感じました。
宗旨によって　宗派によって　いろいろ違って当たり前なのは分かります。
しかし　結局はご住職の考え方なのでしょうね。
以前　仁和寺にお参りした際　お経の数が700を超えると伺いました。
ブッダが話されたことを弟子が文字にしたためだとか。
おそらくブッダだけでなく偉大な大師が残された言葉もあるでしょうね。
こうなると　お経の数や種類も知りたくなりました。
あっ　これは自分で調べますね。（笑）
本当に貴重な情報をありがとうございました。
また一つ自分の格が上がったきがします。