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しおがまじんじゃ

鹽竃神社の御由緒・歴史
愛知県 山王駅

ご祭神《主》塩土老翁尊,武甕槌尊,経津主尊
創建時代天保6年(1835)
ご由緒

当社は天保6年(1835)名古屋城築城の折り奥州国の武将岩田藤忠公が名古屋城築城工事安全・無病息災を祈願し奥州一之宮鹽竈神社の御分霊を尾張国にお迎えされました。
当初は名古屋城内に祭られていましたが、お城の完成に伴い天保6年にこの西日置に遷座され現在にいたります。
鹽竈神社のさまざまな利益はまずは海の神さま、かつては入り江が近くにありました。
堀川や運河での航行安全を願い祈願されています。
また、名前由来どおり塩の神様、人間になくてはならない塩の製法を授けてくださった神様として信仰が寄せられています。
海は母なるという考えから、産業発展、延命特に安産、生育安全にはご利益があると言い伝えられています。
江戸時代には武将の信仰が厚く社殿などの改修工事に多額の寄進がありました。
堀川の開削工事を進めた福島左衛門大夫正則(福島正則)は手水石のご奉納いただいております。 
福島正則公は本豊臣家の家臣であったこともあり手水石は瓢箪型に掘られています。
鹽竈大神は安産の神様で昔より「如何なる難事も安く産みまとめ解決に導き場所してくださる」と言い伝えられています。
お宮参り・生育安全・虫封じ。七五三などの子どもさんの安全のお詣りも多いです。
境内では無三殿社(かっぱの神様)が祀られていて鹽竈大神社で安産祈願し出産の折に痔病にならないように無三殿大神をお参りします。

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