勝峯神社

東京都 武蔵五日市駅

　天正３年（１５７５）別当寺にあたる岩井院の開山住職、九山整重和尚により、勝峰山中に大般若経典守護十六善神の中の倶毘羅（くびら）大将が勧請されたのが始まりです。倶毘羅大将は藥師如來守護の十二神将の子年の守護神である宮毘羅大将と同一視され、子ノ権現として信仰を集めたそうです。

　バス通りから、民家の間の狭い道を抜けると参道が見えてきます。

　社殿は平成九年に改修されたそうです。

境内からは集落とセメント工場が見えます。

　かつては境内から見える勝峰山の岩屋に御神体がお祀りされていたそうです。石灰岩の採掘により、遷座したのかもしれません。勝峰山は平将門が砦を築いた場所との言い伝えもあります。