あなぎりだいじんじゃ
穴切大神社山梨県 甲府駅
午前8時30分から午後5時
御朱印 | |||
---|---|---|---|
限定 | |||
御朱印帳 | - | ||
駐車場 | 鳥居をくぐり参道をすすむ |
【甲斐国 式内社巡り】
穴切大神社(あなぎりだい~)は、山梨県甲府市宝にある神社。式内論社で、旧社格は郷社。祭神は大己貴命、少彦名命、素戔嗚命。本殿は国指定の重要文化財。
創建は不詳。『甲斐国社記・寺記』によると、当初は黒戸奈神社と称したが、奈良時代の和銅年間(708年~715年)に朝廷の許可を得て湖底だった甲府盆地を肥沃な土地へと開墾し、穴切大明神の称号を賜ったとしている。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「甲斐国 山梨郡 黒戸奈神社 小」の論社となっており、他の論社としては黒戸奈神社(山梨市牧丘町)、黒戸奈神社(甲府市黒平町)、細草神社(甲府市平瀬町)がある。確かな文書の初見は1603年の徳川四奉行連署証文写で黒印社領5石7斗安堵の記載がある。明治に入り郷社に列した。
当社は、JR中央本線・甲府駅の南西1kmの平地、住宅街の中にある。近隣にはマンションが立ち並び、境内東端の入口は狭いが、奥に徐々に広くなっている。境内は広くはなく、草木は少なめで明るい。大きな隋神門をくぐると、こぢんまりとした社殿周りの境内地で、見どころの国指定の重要文化財の本殿の脇には、いろんな境内社が集まっている。街中の歴史ある郷社といった感じ。
今回は、甲斐國の式内論社ということで参拝することに。参拝時は休日の午前中で、自分たち以外にも、車で御朱印巡りをしていると思しき女性たちがいた。
境内東端入口にある<鳥居>と<社号標>。入口があまり広くはなく、住宅とマンションに挟まれているので分かりにくい。
目の前の道が一方通行であること、駐車場が社殿前なので車に乗って鳥居をくぐることも要注意...(^_^;)
入口の<鳥居>。石製扁額には「穴切大神社」の文字。
参道を進むと、大きな<隋神門>に突き当たる。<隋神門>は江戸時代中期1794年の建立、三間一戸、二層の楼門。諏訪立川流の建築。
隋神門前左側にある<狛犬>。凛々しい風貌。
隋神門前左側にある<狛犬>。古い隋神門と新しいマンションとのギャップがすごい。
隋神門で参道の角度が変わる。隋神門を真正面でとらえると、その奥に社殿が見える。
隋神門の彫刻。獅子鼻、象鼻、牡丹、若葉などの動植物の彫刻が美しい。
隋神門をくぐって右側にある<手水舎>。
手水舎の左隣にある<穴切神祠碑>。
穴切神祠碑の左隣にある、豪華な屋根の<神楽殿>。
隋神門をくぐって左側にある<社務所>。御朱印はこちら。なお、社務所前が駐車場になっている。
隋神門をくぐると、正面にある<拝殿>。
<拝殿>正面。見た感じ木造に白色塗装をした躯体に銅板葺の屋根。
拝殿後ろには<中門>があって、瑞垣に囲まれた中に<本殿>がある。
<本殿>は、建立年代は不詳。桃山時代の様式で、一間社流造、檜皮葺。国指定の重要文化財。
<本殿>アップ①。向拝の鮮やかな彩色に特色がある。
角度を変えて、<本殿>アップ②。
本殿の右側にある<鹽竈神社>。「安産の守り神」と立札に書いてある。
なお、当社の主要境内社の社殿前には、2本の石柱に注連縄を架けた鳥居が立っている。
鹽竈神社の左隣に建つ境内社。社名は不明。
鹽竈神社の右隣にある<道祖神社>。「交通安全の守り神」と立札に書いてある。
道祖神社の右隣に建つ境内社。社名は不明。
道祖神社の右隣で、本殿向きに建っている<学業成就天神社>。
学業成就天神社と神楽殿の間に建っている<神明社>。立札には「お伊勢様をまつる」と書かれている。
最後に隋神門をくぐって振り返ってみる。(^▽^)/
和銅年間(708~715年)に当時の甲斐国司が湖を平地化することを発起し、朝廷に奏上するとともに国造りの神である大己貴命(大国主命)に祈願した上で、盆地南部の鰍沢口(富士川町)を開削し富士川へ水を落として盆地一帯を水田化するという大事業を行い、工事の竣工に際して神助を蒙った大己貴命を勧請したのが創始と社記に伝えられている。当初は黒戸奈神社と称したが、後に朝廷より穴切大明神の神号を賜った。以来、1300年以上の長きにわたり御神徳顕たかな神社として崇敬を集め、江戸時代には甲府城の御門があり穴切御門と呼ばれ、裏鬼門の鎮守として甲府勤番士たちからの崇敬を集めた由緒ある古社である。(ホームページより)
名称 | 穴切大神社 |
---|---|
読み方 | あなぎりだいじんじゃ |
参拝時間 | 午前8時30分から午後5時 |
参拝にかかる時間 | 15分 |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | あり |
電話番号 | 055-222-3852 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | https://www.anagiridaijinjya.jp |
ご祭神 | 《主》大己貴命,少彦名命,素盞嗚尊 |
---|---|
創建時代 | 和銅年間(708年~715年) |
本殿 | 一間社流造 |
文化財 | 本殿一棟(国重要文化財)
|
ご由緒 | 和銅年間(708~715年)に当時の甲斐国司が湖を平地化することを発起し、朝廷に奏上するとともに国造りの神である大己貴命(大国主命)に祈願した上で、盆地南部の鰍沢口(富士川町)を開削し富士川へ水を落として盆地一帯を水田化するという大事業を行い、工事の竣工に際して神助を蒙った大己貴命を勧請したのが創始と社記に伝えられている。当初は黒戸奈神社と称したが、後に朝廷より穴切大明神の神号を賜った。以来、1300年以上の長きにわたり御神徳顕たかな神社として崇敬を集め、江戸時代には甲府城の御門があり穴切御門と呼ばれ、裏鬼門の鎮守として甲府勤番士たちからの崇敬を集めた由緒ある古社である。(ホームページより) |
体験 | 祈祷お祓いお宮参り七五三御朱印 |
ホトカミには、日本最大となる全国15万8千件の神社お寺の情報や、2万件以上の御朱印のオリジナルデータがあります。
ご利用になりたい法人様やメディア関係の方々は、こちらよりお気軽にご相談ください。
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。
ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ
1
0