円妙寺

三重県 桑名駅

光徳山 円妙寺(えんみょうじ, 日蓮宗, 1657年)
山門, 本堂, 松平定良の墓, 日隆が開基

🌼円妙寺(えんみょうじ)は、三重県桑名市にある日蓮宗の寺院で、定綱系久松松平家第2代当主で伊勢桑名藩主の松平定良の菩提寺として建立され、定良霊廟と一族縁者の墓が存在します。定良霊廟、養仙院の墓は桑名市指定文化財に指定されています。🍁旧本山は身延山久遠寺、勇師法縁。文政6年(1823年）、白河藩の久松松平家は旧領国である桑名へ再び国替えとなり、当寺も塔頭三院と共に桑名に戻されることになりました。☘️当寺が元あった場所は焼けたままで建物も無かったが、ちょうどその時、近隣に在った大福田寺が移転するということになったので、その大福田寺跡（現・大福田寺所在地）に入り、この時に養珠庵と仙妙庵は廃庵となって、それまでどこで存続していたのかはっきりとわかっていないとのことです。🌸一説では、養仙院墓の近くにあって、廃庵となっても天保10年(1839年)頃には建物くらいは残っていただろうと考えられて、弘化4年12月（1848年）、当寺と大福田寺の場所の入れ替わりがありました。🌼当寺はそれまで大福田寺が在った、日当たりも眺望も優れたすぐ東側の丘の上に移転し、大福田寺は元々在った場所に戻る形となり、それぞれ現在に至って、この入れ替わりの理由は不明ですが、一説によれば、大福田寺側に問題があり懲罰的な意味合いで、それまでの条件の良い土地を追われ、元の谷間の窪地に戻されたのではないかと云われて、墓地の移転は行われず、大福田寺の墓地は丘陵上（現・円妙寺の南側）に残り、当寺の墓地も現本堂から少し離れた創建時の場所から移転されることなく現在に至っています。☘️昭和20年（1945年）、太平洋戦争の空襲を受け、ほとんどの境内の建物や寺宝が焼失する中、嘉永年間に建てられた山門だけは被害を免れ、現本堂は昭和47年（1972年）に再建されたものです。

👣所在地 : 三重県桑名市東方1425

🌷『伊勢ノ国食堂しちり』 桑名駅構内にある 桑名唯一の駅ナカ飲食店です。昼11:00〜16:00(ラストオーダー無し) 夜16:00〜22:00(ラストオーダー21:00) お昼はうどんや天丼をメインとした 定食屋さん。 夜は地酒や地元の食材を使ったお料理で ゆったりと楽しんで食事ができるお店です。桑名といえばハマグリなので、蛤の天丼を注文すると、5分程で提供されました。桑名蛤天丼はフワフワしていて、今まで初めての食感。とても美味しい。メニューが豊富で伊勢どりなども食べたかったけど、それは次回のお楽しみにします。女性スタッフがキビキビと働いていて感じが良かったです🌷

大福田寺の隣りにあるお寺。
山門は空襲の被害から免れて、江戸時代のままの状態で残っていますが、本堂は空襲の被害に遭われ昭和４７年に再建し、今風の建物になっていました。