高野山真言宗開運山
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京都南部&奈良の寺院巡りの4寺目は3寺目の木津川市から少し北へ行った京田辺市に在る開運山 寿宝寺です。
京田辺市は1997年に市制施行しましたが、それ以前は綴喜郡田辺町でした。
高野山真言宗で、本尊は十一面千手千眼観音。
この十一面千手千眼観音は重文です。
拝観には事前予約が必要で、雨降りや多湿時は拝観出来ないとの事ですから要注意です。
伝えによれば704年に創建、山本大寺と呼ばれ七堂伽藍を備えていた。当時は木津川市沿いに在り、度重なる洪水により移転を繰り返していた。1732年に現在地に移り、明治初めの廃仏毀釈により近隣の寺を併合しました。
過去2~3回予約を試みましたが都合が合わずやコロナ禍のため拝観出来ず、今回やっと拝観出来ました。隣にグラウンドがあり他車と同様に停めさせて頂きました。
山門をくぐり、庫裏の呼び鈴を押すとご住職のお嬢様?が出てこられて収蔵庫の扉を開けて頂きました。真ん中に本尊·十一面千手千眼観音立像、右側に金剛夜叉明王像、左側に降三世明王像、平安時代後期の作。これらの仏像は南西約1kmの所にある佐牙(さが)神社の神宮寺の恵日寺(廃寺)から遷されたものだそうです。この十一面千手千眼観音立像は千の手を持つ「千手観音三大傑作」の1つとされています。(他の2つは大阪·葛井寺、奈良·唐招提寺)高さ約180cm、素地仕上げで口に紅を差しています。1000本の小脇手(正確には958本らしい)が扇状に広がり、現在も各手に書かれた眼が一部だけ残っています。収蔵庫の扉を開けて観ているとややきつい表情ですが(上側の写真)、扉を閉めて上からの灯りだけにすると柔和な表情になります(下側の写真)。丁寧にご説明して頂いて有難かったです。拝観料(300円)を賽銭箱に入れ、御朱印をお願いし頂きました。
尚、本堂には入れませんでしたが、以前の本尊であった大日如来が祀られているとの事でした。
御朱印
山門
本堂
収蔵庫
地蔵堂
本尊·十一面千手千眼観音(ネットから転載)
ジャンボタクシーで行く南山城古寺の旅 その2
近鉄京都線「三山木駅」下車徒歩5分。真言宗寺院。ご本尊は十一面千手観音立像です。
704年の創建と云われ、かつては「山本の大寺」と呼ばれた七堂伽藍を備えた大寺院でした。
見どころは、ご本尊である十一面観音。「唐招提寺」、「葛井寺」と並んで千手観音の三大傑作と云われています。
昼間は、目と口がしっかり開いて穏やかに迎入れる印象の顔立ちですが、夜の月夜(当時の灯)に照らされると目と口を閉じて静かに見守る姿となります。
(光の濃淡による)。
また、名前の通り「千本の手』があるのも特徴です。
普段は非公開で事前予約になっていますが、貴重な仏像ということもあってか、悪天候の場合、予約しても拝観ができないこともあるそうです。
本堂です。
ご本尊は安置されているお堂です。
小さな寺院ですが、綺麗に行き届いた寺院です。
名称 | 寿宝寺 |
---|---|
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
電話番号 | 0774-62-1009 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
詳細情報
山号 | 開運山 |
---|---|
宗旨・宗派 | 高野山真言宗 |
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