第六天神社

埼玉県 せんげん台駅

ナビには出てくるが鳥居が見つからずわからなかった神社。
ウォーキングをしていて玉垣があるのを見つけて、やっと所在が分かりました。
近くの公道からは私有地（畑）を突っ切るか個人宅への私道を通らないと神社にはいきつけません。
近隣の駐車わきにあった畔道を通って到着。
お詣りをさせていただき、社殿を見ていると色あせた絵馬の中に「天狗と烏天狗」の向き合った絵馬があり、岩槻区の武蔵第六天神社さんの絵馬と同じ構図でした。
ほんとに小さな神社ですが、神社内にある「那倉霊神碑」が越谷市の「こしがや景観資源」の神社・寺院の第３号に認証されています。
神社に関する案内はありませんでしたが、ちょうど近所の方が通られた際にお伺いしたところ、その方のお家が現在のさいたま市岩槻区にある武蔵第六天神社さまの氏子の分家だそうで、分家として大泊の地を拓いた際に崇敬していた第六天神社さまより御分霊を勧請して奉ったとのことで、そのお宅の氏神様的な存在だそうです。（疫病が流行っていた時に、御分霊を頂いたところ、疫病が収束し、それを感謝して社殿を立てたそうです。）
しかし、一般の方がお詣りいただいても良いそうです。
ただ、お参りの際にはどうやっても私有地を通ることになりますので、人がいるときには一言お断りしてからお参りした方がよさそうです。