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「にない堂」から下りきって真っ直ぐ正面に
見えるのが西塔エリアの中心的な伽藍である
釈迦堂です。
御本尊は釈迦如来をお祀りされています。
釈迦堂は転法輪堂が正式名称になります。天台宗の
開祖である伝教大師 最澄が自ら作成したとされる
御本尊の釈迦如来立像をお祀りされていることで
古くより釈迦堂の名で親しまれています。
西塔エリアは天台第2代座主の寂光大師 円澄に
よって開かれた恵亮和尚によって整備発展された
エリアになります。
例に漏れず信長の比叡山焼き討ちによって釈迦堂も
焼失していますが秀吉によって園城寺様の金堂を
山上へ運び再建されたことで比叡山最古の伽藍に
なっています(南北朝時代の建物なので)
御堂に上がらせて頂くと職員の方から東塔エリアの
根本中堂と同じく内陣の床を低く下げた構造だと
説明を受けました。
これは天台宗の教えの中の「仏凡一如」という
仏様も凡(私たち人間)も本来は一つであり全て人に
仏様の心が宿っているという考えに沿っています。
参拝者が立つ中陣の床よりも仏様が立つ内陣の床を
わざわざ3メートル近く深く下げることで御本尊のお顔とお参りする私達の目線がぴったり同じ高さに
なります。
これにより「仏様に見下ろされている」のではなく
「仏さまと同じ地平で対峙している」という感覚を
演出しています。
メチャメチャ深いお話を時間を掛けて聞かせて頂き
感謝感激でした。多分聞かせて頂いていなかったら
「何か他のお寺とちゃうなぁ~」
「ホンマやなぁ~何なんやろ?」
と言って間違いなく私達夫婦は釈迦堂を後にして
いたと確信しております(^-^;
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