胴切れの地蔵

兵庫県 加古川駅

胴切れの地蔵(どうぎれの地蔵)

～ぶらり　ええとこ　ひおかの郷②～

その昔、西国街道を通る大名行列の前を横切った男が侍に斬られてしまいましたが、ふと気がつくと何事もなく無事でした。そばを見回すと、普段お参りしているお地蔵さんの胴が二つに割れ、男の身代わりとなっていました。
それ以来、地元の人々は、このお地蔵さんを「胴切れのお地蔵さん」と呼び、
大切におまつりしています。

　　　　　　　　　　　平 岡 町 内 会
　　　　　氷丘まちづくり実行委員会

全長101cmの石材に全高67cmの地蔵菩薩が彫られており、石棺材を利用して作られたと思われます。 伝説では、この地蔵さんを深く信仰していた人が、うっかり殿様の行列の前を横切ったために、供侍に無礼打にあい、胴体を真っ二つに切られてしまいました。男が、ふと気がつくと自分の胴体はなんともなく、地蔵さんの胴が真っ二つになっていました。 以来、地蔵さんが自分の身代わりになって下さったと、
一層深く信仰するようになったといわれています。
　　　　　　　　　　平成13年3月
　　　　　　　加古川市教育委員会

西国街道が目の前を通り、
鶴林寺街道とクロスする手前にひっそりと
いらっしゃいました。
地蔵尊から小川をはさみ、レンガ造りの倉庫？古民家風など、辺りはとてもしっとりとした
雰囲気のよい街でした。

西国街道
加古川市加古川町平野178
加古川観光協会様ありがとうございました。