なかまいたむくじんじゃ
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椋神社(むく~)(中蒔田:なかまいた)は、埼玉県秩父市蒔田2167にある神社。式内論社。旧社格は村社。平安中期927年の延喜式神名帳に「武蔵国秩父郡 椋神社」の論社5社の一つ。明治初期に5社で論争が起こり、知事の裁定により5社を合わせて式内社とした。
創建は不詳、古来、秩父国造の祖・天下春命(あめのしたはるのみこと)を祀っている。戦国時代の1569年に武田勢の進軍により当社は焼失し、神主生駒壱岐の家も断絶。武田家滅亡後の1582年に家臣萩原昌勝の曾孫・九郎次郎が神主として代々奉祀した。
当社は、秩父鉄道・秩父駅の北に4kmの国道299号線沿いにある。社務所は無人だが、拝殿にカンカンが置いてあって、セルフで御朱印を拝受できる。
参拝時は平日の午後で、自分以外に参拝者はいなかった(参拝時、周りには人っ子一人いなかった)。
境内から少し離れた場所にある<社号標>。
石鳥居。
鳥居をくぐってすぐ右手にある<手水舎>。
拝殿全景。
拝殿の彫刻はシンプルだがきれい。
小さな<椋神社>の扁額。
社殿全景。本殿は小さめ。
社殿左側の末社。<産泰神社>(左)と<八坂神社>(右)。
社殿右側の末社。<稲荷神社>(左)と<八幡神社>(右)。
社殿右手にある<神楽殿>。この地方の秩父神社系神楽は幕末から明治にかけて断絶しかけたが、当社祠掌と秩父神社の神楽師とがタイアップして当社氏子に伝授したと伝わる。
神楽殿の右隣にある無人の<社務所>。ただし、拝殿のカンカンの中にに書置きの御朱印があり、日付なしだが御朱印は拝受できる。
ふたたび社殿全景。
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