やさかじんじゃ
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名称 | 八坂神社 |
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読み方 | やさかじんじゃ |
通称 | 柿木八坂神社 |
詳細情報
ご祭神 | 素盞嗚尊 |
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ご由緒 | 八坂神社は柿木町五七二ー一番地 面積一〇二四平方米の神社で毎年七月十五日に祭礼を行う。祭神は素盞嗚尊と言われている。由緒は詳かでないが、その昔天正三年(一五七五年)常陸の国(茨城県)豊田城が落城の際、夫人が柿木に落ちのびる時、ご神体を持参されたと伝えられる。また、豊田明彦氏宅所蔵古文書によると、武蔵の国柿木村田畑其外反別取調一筆限帳(明治三年作製)に総代人渡邊吉之助 外七十五名持一五九九番地(現十王堂会館東北東約五十米の位置)四畝二十九歩、八坂社境内と記されている。そこに明治三年(一八七〇年)まであり、その後現在地に移されたと言われている。又一説によると、約二百年前柿木町六一三番地付近「たばこや屋敷」という処に豪商が居り信心深く、当時天明の大飢饉で村民の生活意欲が底迷なのに心配し、楽しみをもたせたいと考え、現在の神輿をそこで作らせたと伝えられている。いづれにせよ村民の願である五穀豊穣、無病息災、家内安全の神として四百年もの長い間崇められてきたことは事実である。又村民の憩の場としては、当社の祭りしかなかった。子供の時から七月一日の晩より始まる囃子の音を聞くたびに指折り数えて祭りの日を待った。特に神輿は荒々しいので近郷、近在からも見にくる人が多く、大変賑わったと言われている。明治三年、社を現在地に移し、大正六年に再建したものの老朽化はげしく今回建てかえざるを得なくなった。柿木町下区の総意により多額の奉賛金が奉納され社の建てかえ、並びに境内の整備がなされたことは、永く子孫に伝えるに相応しい快挙と言わざるをえない。(境内石碑より) |
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