もろじんじゃ
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茂侶神社(もろ~)は、千葉県船橋市にある神社。式内論社。祭神は木花咲耶姫。
創建は不詳。国史の初見は『日本三代実録』で、871年に神階昇叙の記載がある。平安時代927年の『延喜式神名帳』に記載がある「下総国 葛飾郡 茂呂神社 小」の論社となっているが、論社は当社以外にも松戸市の「茂侶神社」と流山市の「茂侶神社」がある。
当社は、京成本線・船橋競馬場駅の北東500mの起伏のある住宅地にある。境内南端の入口には鳥居も社号標もなく、参道の幅も広くないため、初参拝で所在地を見付けることがかなり困難。低い台地の南斜面が境内になっていて、草木が多少茂りややワイルド。社殿やその配置はシンプルで、一般的な旧村社といったところ。
今回は、下総国の式内論社ということで参拝することに。参拝時は週末の午後、Yahooカーナビを使ったが、境内入口に鳥居も社号標もないこともあり、見付けるのに数十分かかった。参拝自体はほんの数分なのに。参拝者は自分以外にいなかった(近所の方々に怪しい者だと思われないかが心配だった...汗)。
南側の境内入口に鳥居や社号標はないので、参道の途中から。
<鳥居>と<狛犬>。特に狛犬を見る限り、最近奉納されたものみたい。
<鳥居>の扁額には、見えにくいが<茂侶神社>と書かれている。
参道右側の<手水舎>。
<拝殿>全景。地面をよく見ると、日々きれいに掃き清められているようで、枯葉1枚落ちていない。素晴らしい!
<拝殿>正面。扁額はない。拝殿も新しそう。
<社殿>全景。左側から。
<社殿>全景。右側から。草木もきれいに整えられ、生き生きしている。
鳥居付近から、参道入口を望む。
Google Mapで見た境内入口。鳥居や社号標はない。境内の草木はきれいに手入れされているし、地面は掃き清められていて、率直いい神社なのに、鳥居も社号標もないと近所住民でさえ存在に気付かないのでは?と思ってしまう。もったいないかも...
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