浄土真宗本願寺派宗光山教順寺

広島県 八本松駅

開基は不明であるが1570年代、天正の時代には教順寺が存在していたことが確認されている。江戸時代、喜永6年に火災で焼失、現在の場所に移転再建された。現住職は１９世とされる。
本尊は阿弥陀如来。また大変貴重な半跏の阿弥陀如来像もあり、本堂欄間には珍しい一匹の龍が三間にわたる彫り物がある。本堂余間襖絵は有名な南画家高橋来潮作。また来潮の孔雀の大衝立も残されている。そのほか小早川画伯の絵画、宇都宮黙霖 の書などがある。
本堂の横には、広島の高等師範学校付属中学の生徒が疎開できて、原爆の惨禍から免れた事を感謝された石碑がある。更にその横には、盃状穴の穿たれた手水鉢があり、裏には江戸時代の住職で学僧、本願寺最高の学階である勧学（かんがく）の 雲幢師の墓がある。
樹齢１７０年をこす境内の大公孫樹はじめ、春には辺りをピンクに染める桜、秋には紅白の彼岸花、バラやクレマチスなどの花も。
なかでも秋の銀杏の黄葉はみものである。
参拝は随時受付られておりペットの葬儀火葬法要納骨もおこなわれている。各種お稽古や講座も開催されており、特にてらＹＯＧＡや漢方薬草講座は人気。そのほか料理・パン・お菓子教室なども開催されている。定例法座（予約不要）は月1度2日間開催され、参加者は教順寺参詣帳に特製スタンプを押印してもらえる。その際には無料のランチも振舞われ参詣者に喜ばれている。

「生きとし生けるものすべて尊い、命の重さはみな一緒」のおもいから、教順寺ではペットさんの葬儀火葬法要納骨をおこなっております。そのほか各種仏事ご相談などお気軽にお声がけください。