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だきにてんどう(しゅっせいなり)

咤枳尼天堂 (出世稲荷)のお参りの記録一覧
千葉県 京成成田駅

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平野慎一
平野慎一
2025年06月16日(月)450投稿

【咤枳尼天堂で商売繁盛を願う一日】

成田山の裏手、静寂に包まれた一角に佇む「咤枳尼天堂(だきにてんどう)」。ここは、江戸時代に佐倉藩主・稲葉丹後守が寄進した御尊像を祀る、商売繁盛で知られる神社——いや、お寺の中にある“神社”だ。

鳥居をくぐり、まずは神社下の売店へ。ここで「お供物セット」を手に入れるのが参拝の第一歩。油揚げと蝋燭、そして「お姿」と呼ばれる御尊影が丁寧に包まれている。それを両手で抱え、拝殿へ。

咤枳尼天尊の左右に蝋燭を灯し、御前に油揚げとともに「お姿」をお供えする。火が静かに揺れるなか、狐の神が微笑むような錯覚に陥る。ここでは拍手は禁物。「合掌一礼」で、心の奥底から願いを込める。

お参りの後は、絵馬を授与所で求める。名刺を絵馬に貼りつけて奉納すれば、咤枳尼天尊がしっかりと商売のご縁を引き寄せてくださるという。無数の絵馬が掛けられた境内は、静かながら熱気に満ちていた。

車で訪れるなら、弘恵会土屋駐車場が最寄り。現在は有料だが、利便性は抜群だ。参拝後は参道沿いの老舗鰻屋でひと息。香ばしく焼かれた蒲焼に地酒を一献。祈りと旨味が溶け合う、なんとも贅沢な一日だった。

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