ぬえだいみょうじん
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鵺大明神について
鵺の祟りを恐れて創建された鵺大明神
鵺とは頭が猿、 足手が虎、尾が蛇という姿をした混合獣です。 『今昔画図続百鬼 巻之下 明』では鵺は深山に住む化鳥と記されています。高倉天皇の時に、ヒョー、ヒョー、ヒョーという鳴き声が京の都に響き渡りました。この声の主である鵺の討伐に任命されたのが源頼政です。鵺が頼政の弓矢で射落とされた場所がこの地でした。鵺の祟りを避けるために創建されたのが鵺大明神だと言われています。
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京都市上京区にある神社です。「ぬえだいみょうじん」と読みます。
二条城の北側にある 二条公園の一角に鎮座しています。
小さな神社ですが 二条城のすぐ近くにあるということは 由緒正しい神社だと思いました。
本殿には 朝日大明神・玉姫大明神・鵺大明神の3柱が祀られていました。
今から850年ほど前の平安末期 丑の刻頃になると 東三条の森の方から黒雲が湧き上がり 御所の上空を覆い尽くした。
しかもその黒雲からは妖しげな鳥 の声がする。
高倉天皇(一説には近衛天皇)はその不気味な声のために心労甚だしく ついにその怪鳥を退治するよう源頼政に命じたのである。
真夜中 いつものように黒雲が湧き上がってくると 頼政は弓をつがえて黒雲目掛けて矢を放つ。
すると雲の中から何かが落ちて来るではないか。
従者の猪早太がそれにとどめを刺してみてみると 頭は猿 胴は狸 尾は蛇 手足は虎という怪物であった。
この怪物が<鵺>と呼ばれるものなのであるが 実はこの怪物には本当の名前はないのである。
天皇を悩ませてきた怪物の鳴き声が鵺という鳥にそっくりだったので 勝手に鵺という名前で呼ぶことになったのである。
ただしこの鵺という鳥の鳴き声は元来忌むべきものと見なされており その点では妖しい存在の代名詞には適任だったのだろう。
この怪物が空から落ちてきて さらに頼政が血の付いた鏃(やじり)を洗ったとされるのが この社の隣にある“鵺池”である。
鵺池は児童公園の一角にあり その石が積まれた形から 馬蹄形をしているのが判る。
鵺大明神のそばには全文漢文で刻まれた「鵺池碑」があり 先祖である源頼政の功績を顕彰している。
しかし この鵺大明神は大変新しいもので 昭和9年(1934年)に鵺池のある二条公園が整備された時に同時に祀られたものであるという。
公園と道の間 と言ったら失礼か
手前に摂社
鵺池碑 正直に言うと 読めません
こちらが本殿
3柱祀られていました
平安時代末期に現れたとされる妖怪「鵺」を退治した源頼政が、地に濡れた矢を洗ったとされる池のそばに、鵺の祟りを鎮めるために建てた社です。
ちなみに「ぬらりひょんの孫」では鵺→安倍晴明として描かれています。
《鳥居と本殿》
ホントこじんまりとしてます。
《由緒書き》
読みづらいですね…
《本殿》
供えられている榊が綺麗です。管理されてる方がいるようですね。
鵺大明神以外にも二柱神様が合祀されているようです。
《鵺ヶ池》
近辺にある神明神社には、頼政が鵺を討つ前に矢を奉納したという伝説があります。
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