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記念すべき1,600回目の投稿は…茨城県の下野宮近津神社だぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!
常陸国久慈郡「稲村神社」の式内論社であり、陸奥国白河郡「石都々古和気神社」にも比定される古社です。今回も毎年夏至に行われる「中田植」を観に行ってきました。昨年同様ホトカミユーザーの武甕槌命さん案内の下、リベンジを無事果たしました。

《鳥居と社号碑》
祭りは10時から始まります。参列者が多く車が周辺に止めきれない状態でした…

《随身門》


《参道の竹筒》
昨年は一切ありませんでしたが、今年から復活しています。ただ、例年なら境内全域に置かれる竹筒にも紋様の穴や社名の書いた板が付いてるそうなんですが、今回はありません。


《拝殿》🙏
到着時点ですでに祝詞が奏上されていて、中には氏子さんや来賓の方々が座っています。

《色付きの竹筒》

《早乙女》
よかった。今年は衣装が揃ったようです。

《神田》
昨年は雨だったので、今年は晴れつつ雲も程よく多く陽射しが強くない完璧な気温調節でした。大神さまに感謝🙏

《リーフレット》
氏子さんたちが観にきた人たちに配ってました。こちらによるとやはり当社は「石都々古和気神社」を名乗っていた時代があるようです。この地域が陸奥国だったのも論拠の一つですね。
ただその歴史があってこそ、馬場と八槻の都々古別神社2社と合わせて「近津三社」を名乗っていたことに説明がつきます。
ちなみに石川町の石都々古和気神社さんは把握していないようです。次回宮司さんに伺ってみたいですね。

《神田前の観客》
やっぱり昨年より多いですね。

《舞台》


《神田へ移動》
早乙女さんたちや氏子総代さんたちが神田へ移動します。あのでかい太鼓も持っていくんか…

《お囃子の方々》
拝殿内の祭儀で1曲えんそうしたあと、楽器を持ってこちらへ。というか締太鼓もデカいな…

《お祓い》
神田に入る前に神主さんが早乙女さんたちをお祓いします。




《御田植神事》
👁チェックポイント‼️
往古よりこの地域では近津神社の中田植(ちゅうたうえ)が斎行される夏至時期までに田植えを終え、ご馳走を作り、近津神社へ豊穣祈願をしに参拝したとされています。
またこのお祭り自体が田植えが無事終了し、田の神さまに感謝する「早苗饗(さなえぶり)」という儀式にあたり、大切な休日とされていたと説明されています。
昨年から中田植は再開の兆しがありましたが、早乙女さんたちの装束が揃わず不完全な祭りとなりました。最後に総代長さんが来年は装束も揃え本来の形式で再開すると宣言しており、無事に今年はコロナ後6年ぶりに復活となりました。

《メディア取材》
子供たちがNHKの取材を受けてました。今日の夕方のニュースで流れたそうなので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。特に昨年から続く米不足の現状を鑑みると、各地の神様たちと御田植には並々ならぬ期待が寄せられていることでしょう…

《餅つき》
昨年に神田で育てた餅米をそのままついています。

《杵と臼》
眺めてたら餅つきをしていた氏子さんに交代させられ、武甕槌命さんと一緒に餅をつきました(笑)
何年ぶりに餅つきやったんでしょうね…

《味噌汁》
つかれた餅は振舞われていた味噌汁に入っています。豚肉の入ってない豚汁はなんと呼べばいいんでしょうか…けんちん汁はまた違うしなぁ。

《氏子たち解散》
竹筒は本当に持って帰るんですね…

常陸国久慈郡の式内社「稲村神社」の論社です。日本武尊さまが東国征討のため当社に来た際に創建されたと伝わり、大子町の同名社と分けるため下野宮近津神社と呼ばれています。また陸奥国一宮の八槻と馬場の都々古別神社と当社を合わせて近津三社とされていました。
今回は毎年夏至の日に行われる中田植えを観に行ってきました。

《鳥居と社号碑》
車はこの周辺に駐められました。

《随身門》

《随身門の扁額》
社名の横に「旧社名延喜式内石都々古和気宮 近津三所大明神」と書かれています。
陸奥国白河郡の石都々古和気神社のことと思われますが、こちらが論社に挙げられていたということでしょうか。

《厳島神社》

《手水舎》
水は流れていました。

《拝殿》
こんな田舎にある神社にしては、拝殿本殿がめっちゃでかい。古くからの崇敬と庇護を受けて現代まで継がれていることがわかります。

《拝殿内部》🙏
中で神主さんと総代さんが祭典をやっています。

《神主さん》
神田へ移動します。

《奉耕者のお祓い》
ちなみにですが、ホトカミユーザーの武甕槌命さんがいらっしゃっており、ご挨拶させていただきました。ここ数年毎回いらっしゃってるそうで、解説をいただきながら神事を観させていただきました。本当にありがとうございました😭


《中田植え》
👁チェックポイント‼️
来年なら早乙女さんたちが専用の装束を着て、楽人たちの歌に合わせて御田植えが行われますが、コロナ禍以降は早乙女さんを呼ばない形式で行われていたようです。
ただ、来年は通常の形式に戻すと総代長さん?が仰ってましたので、来年ももう一回参拝してみたいと思います。
授与品
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夏至の日 お田植祭(中田植)
旧暦11月7日 例祭
| 名称 | 近津神社 |
|---|---|
| 読み方 | ちかつじんじゃ |
| 通称 | 下野宮近津神社 |
| 参拝時間 | 参拝自由 |
| 参拝にかかる時間 | 約15分 |
| 参拝料 | なし |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | なし |
| 電話番号 | 0295-72-8329 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
詳細情報
| ご祭神 | 面足尊 惶根尊 級長津彦命 |
|---|---|
| ご神体 | 不詳 |
| 創建時代 | 景行天皇の御代 |
| 創始者 | 日本武尊 |
| 本殿 | 神明造 |
| 文化財 | 中田植(県指定無形民俗文化財) |
| ご利益 | 家内安全五穀豊穣 |
| 体験 | 御朱印祭り武将・サムライ伝説 |
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