たけしまじんじゃ
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【肥前國 古社巡り】
猛島神社(たけしま~)は、長崎県島原市宮の町にある神社。旧社格は県社。主祭神は五十猛尊、大屋津姫命、抓津姫命。
創建は不詳。江戸時代初期の1618年に島原城(森岳城)が築城される前から当地にあって、「森岳大権現」の名で島原の鎮守として地元の人々に崇敬されていたとされる。島原城築城以降は、城の鬼門を守る神としての役割を担った。
当社は、島原鉄道・島原駅の北方400mの市街地の外れの海際にある。境内の造りは少し変わっていて、境内北側の入口から進入して南下し、左手に折り返すと南向きの社殿が構えているという造り。参道ベースで言うと、2倍の距離を半分の敷地で収めた感じ。社殿周りの境内地が一段高くなっているからできる造りとも言える。社殿周りは割とコンパクト。入口から古くからの奉納物が数多く立っていることが特徴的。社殿のすぐ横から海が見えるのも当社ならでは。
今回は、長崎県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は休日の夕方で、時間が遅かったこともあり参拝者は誰も見掛けなかった。
境内北端から境内全景。立派な石垣の上には瑞垣があるので、社殿はここで間違いなさそうだが、その脇になぜか鳥居。変わった造り。
まずは<一の鳥居>をくぐって進んでみる。
鳥居の向きとは関係ない向きに建っている<社号標>。
参道を数十m進むと<二の鳥居>。
二の鳥居をくぐって進んだ突き当りにある<社務所>。
二の鳥居をくぐって左手に折り返すと<三の鳥居>と社殿が見える。これは面白い造り。
三の鳥居の左手にある<手水舎>。
三の鳥居の左側にある青銅製の<狛犬>。角あり吽形狛犬。
丸に嶋のマークは、昔の相当なお金持ちが寄進したのかな。
三の鳥居の左側にある<狛犬>。角なし阿形狛犬。
三の鳥居の左側の<灯籠>。
上に何かの彫刻みたいなものが載っているが何だろう?
三の鳥居の右側の<灯籠>。
なるほど、上に乗っていたのは<狛犬>みたい。これは豪勢な奉納燈籠。(o^―^o)
いよいよ<三の鳥居>をくぐって階段を登る。
<拝殿>全景。どっしりとして大きな銅板葺の拝殿。
拝殿前左側の<狛犬>。今までに見たことがないぐらい超個性的。ルパン三世のような細身のシルエット。
拝殿前左側の<狛犬>。こちらも思わずニヤけてしまうぐらいのユーモラスな風貌。(^_^;)
<拝殿>正面。龍が踊っているような注連縄の架け方は当地方独特なのかな。
<拝殿>内部。非常にきれいにされている。
拝殿から振り返って境内全景。
拝殿前左手にある建物。祭器庫か神輿庫かな。
大事に祀られている<石製小祠>。表札等がないため社名は不明。
拝殿の左側で、拝殿と繋がって建つ<天満宮>。
拝殿の右側で、拝殿と繋がって建つ建物。右側に建つ石柱には「神馬奉納記念」とあるので「神馬」が収められているのかな。
拝殿の右手、海際にある構造物。注連縄が張ってあるけど何だろう?(。´・ω・)?
拝殿後ろの<本殿>。拝殿と同じく銅板葺で大きく立派なもの。
本殿の右隣にある境内社。建物の中には石製小祠が収められている。特に社名は書いていないが、鳥居が赤いので<稲荷神社>かな。
最後に、境内の東側の眺め。漁船やヨットが係留されている港になっている。(^▽^)/
名称 | 猛島神社 |
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読み方 | たけしまじんじゃ |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
詳細情報
ご祭神 | 《主》五十猛神,大屋津姫神,抓津姫神,《配》誉田別命,大綿津見命,天照大日命,天津児屋根命,菅原道真,沫那芸命,沫那美命,国常立命,弥都波能売命,猿田毘古命,現仁命,多紀理比売命,狭依比売命,多紀津毘売命,奇稲田比売命,神速須佐能男命,八男子命,大国主命,大山咋命,八重事代主神,御年神,大年神,若年神,志賀神,猿田彦神,宮毘神 |
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