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たかおじんじゃ

高龗神社
栃木県 下野大沢駅

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くし
くし
2021年05月28日(金) 21時13分02秒
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龍蟠寺を出て鐘の聞こえたお寺を目指そうと思ったのですが、正午の鐘ということでちょうどお昼時。
檀家寺のようなので、お昼に行くのは憚られたので一旦別の所に行くことに。

当初はお昼でも問題なさげな観光的な今宮神社か多気山不動尊でも目指そうかと思ったのですがw、この際栃木西部にある十三仏は全部制覇しちまうか!と考え、予定にはなかった日光を目指すことに(`・ω・´)
まぁ、日光といっても東照宮とか中禅寺湖方面ではなく旧今市の方ですが。

鹿沼と日光を隔てる山(名前不明 鞍掛山ってのかな?)の西麓に沿って北上。 途中いくつかの無人社に招かれましたがキリがないので全スルー(^^;
目的の泉福寺というお寺の近くまで来たところ、森の中に一際大きな神社が見えまして、ここは今までの無人社と何か違うΣ(゚Д゚)!!と電波を感じて寄ってみましたw

ビンゴでした☆
由緒を調べてみたらこれから向かう泉福寺とも非常に関わりの深い寺・・・というより神仏習合前は一体だったらしい。
高靇神社という名前の神社も宇都宮から日光に掛けて結構あるのですが、この神社は他の高靇神社とは祭神も違うらしい・・・ヴェルタースキャンディーなみに特別な存在だったようです(*^^*)

ちなみにこの辺りの猪倉という地名も、なんと将門伝説に由来するとのこと!?
実は宿敵どうしになる前に、藤原秀郷が平将門の元を訪れたことがあるらしい (ホンマかいな(^^;)
武勇で知られた秀郷の訪問を将門は大いに喜びましたが、
宴の席で将門がご飯粒をボロボロとこぼし、それを手で拾って食べるのを見て、大事を成し遂げられる人物ではないと秀郷は将門に対する評価を多いに下げてしまいました。
この故事を「飯喰粒(いのくら)」と呼ぶようになり、それがこの地「猪倉」の由来となっているそうです。

高龗神社のその他建物

高靇神社の境外摂社かはわかりませんが、北東に小さいお宮があり、その前に広い駐車スペースがあったのでそこに止めました

高龗神社のその他建物

磯山神社で見たのと同じく勝善神

高龗神社の景色

石仏、石祠など
ちょっと大きめな家型の石祠がありました
すぐ下には田川というそのものズバリな名前の川が流れてて、周りは猫バスが走り抜けそうな田園地帯w
時期もピッタリだし、自然とトトロのこの曲が脳内再生されましたよ♪
https://youtu.be/HXCqL4nS6DE

高龗神社(栃木県)

お宮と石祠
訪れる人もいないのか、参道にあたるところは黄色い花で覆われてます

高龗神社の自然

横にあった山桜の木
名木のようで案内板もありました

高龗神社(栃木県)

神社本体の方に向かいましょう
遥か向こうに一の鳥居
最初まさにこの鳥居の正面に出たのですが、参道を車で入れるのかわからなかったので迂回
境内側から撮影しました

高龗神社のその他建物

境内
手前には結構水量のある小川が流れてて、涼しげなせせらぎが聞こえます♪
先ほどのお宮の下の田川に流れ込んでるらしい

高龗神社(栃木県)

ちょっと童心に帰ってザリガニかドジョウでもいないか探してみましたが、残念ながら生き物は見当たらず
アメンボが一匹泳いでるだけでしたw

高龗神社の手水舎

手水社

高龗神社の本殿・本堂

拝殿
無人社のわりには結構大きくて立派でした

高龗神社の狛犬

「よく来たな」といような表情の狛犬w

高龗神社の狛犬
高龗神社の本殿・本堂
高龗神社の本殿・本堂

本殿

高龗神社のその他建物

右手にあったもう一つの建物
社務所かな?と思ったのだけど、由来を見るにお寺的な神社なのでこれも堂宇だったのかもしれません

高龗神社(栃木県)

後ろにいくつかの石塔

高龗神社のその他建物

石塔の一つには六地蔵が彫られてました
やはり神仏習合の色濃い神社のようです

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名称

高龗神社

読み方

たかおじんじゃ

詳細情報

ご祭神《主》高龗神
創建時代

940年(天慶3年)

ご由緒

天慶3年940御祭神高龗神を奉祭し享保14年1729に正一位を吉田家より受領したと伝えられる。
当社は他の高龗神社とは全く異にする御祭神を祀っている。即ち高龗神は正しく菩薩像であり代々泉福寺が祀主であったのである。
この由来を案ずるにそもそも平安時代の本地垂迹説による神佛調和の考え方が次第に発展して鎌倉時代には菩薩像を祭神とする神社が建立されたと国史に示されている。従って当社は全くこれに該当するわけである。神社奉祭の起源は天慶年代であってとしても現在の御祭神は鎌倉時代に祀られたことは明白である。
元文元年1736には現在の御本殿が造営。

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