だいぜんじ
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大善寺ではいただけません
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大善寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年04月15日(金)
参拝:2022年3月吉日
【甲斐国 古刹巡り】
大善寺(だいぜんじ)は、山梨県甲州市勝沼町にある真言宗智山派の寺院。山号は柏尾山。正式名称は「柏尾山鎮護国家大善寺」。本尊は薬師如来。甲斐百八霊場第十八番。別称は「ぶどう寺」。本堂(薬師堂)と厨子は国宝、薬師如来及び両脇侍像、日光・月光菩薩像、十二神将像は国指定の重要文化財。
創建は不詳。寺伝によると、奈良時代の718年に僧・行基が日川渓谷岩上で霊夢により感得され、薬師三尊像(片手に葡萄を持ち、片手で結印した薬師如来、日光菩薩、月光菩薩)を刻み安置して開創。聖武天皇の御代には鎮護国家の勅額と寺山号を賜り、五十二堂三千房を数える隆盛をみた。往時の堂宇は平安初期に焼失したが、971年に三枝守国が再建、以後平清盛、源頼朝の寺領寄進や堂塔修復、北条貞時による薬師堂再建、仏師・蓮慶の日光・月光菩薩、十二神将増の政策、武田信春の厨子寄進など、時の為政者と大衆から信仰された。
当寺は、JR中央本線・勝沼ぶどう郷駅の南方2km弱の、人里離れた小山の裾野付近の斜面にある。目の前には甲州街道(国道20号線)が通っていてアクセスは良好。有料の駐車場付近に納経所・寺務所があるが、少し離れた場所に大きな仁王門、参道(階段)、薬師堂(本堂)が標高差をもって一列に並んでいる。やはり一番の見どころは、鎌倉時代に建てられた国宝の薬師堂。寄棟造、檜皮葺で、方五間の大きな建物は、圧倒的なオーラを放っている。本堂周りからの甲府盆地の景色もよく、有料拝観でも家族連れなどの観光客が多いのもうなずける。
今回は、本堂が国宝、薬師三尊像などが国重文ということで参拝することに。参拝時は休日の午後、自分たち以外にも何組かの家族連れなどが参拝に訪れていた。
甲州街道の道の反対側から見た境内全景。
階段を上がると、大きな<山門(楼門)>。江戸時代中期の1704年建立。
山門左側の<吽形仁王像>。
山門右側の<阿形仁王像>。
山門をくぐったところ。さらに階段を登っていく。
階段の上には、大きな建物が見える。
楼門の一種かと思いきや、<楽屋堂>という建物の下を通る形になっている。
楽屋堂の下を通って、階段を登り切ったところからの景色。
こちらが今回のお目当ての国宝<本堂>。鎌倉時代後期の1306年竣工。桁行五間、梁間五間、寄棟造、檜皮葺。内部の様式から中世密教仏堂の典型的形式とされる。
本堂に上がる前に、本堂に向かって右手にある<水屋>。
水屋の裏手の高い場所にある<鐘楼>。
鐘堂の裏手のさらに高い場所にある<行者堂>。
いよいよ本堂に向かう。遠目に見ても大きく美しい建物。
<本堂>正面。
<本堂>入口。扁額には<薬師如来>の文字。
<本堂>内部。「瑠璃光如来」と書かれた大きな提燈が吊るされている。その奥には国指定の重要文化財である「木造薬師如来及び両脇侍像」、「木造十二神将立像」、「木造日光・月光菩薩立像」がある。
珍しく授与品を購入してみた。(o^―^o)
本堂近くから境内を眺める。左の建物が階段を上がって来た時にくぐった<楽屋堂>、右の建物が<稚児堂>。
こちらが<稚児堂>。神社の神楽殿のようなものかな。
稚児堂の脇にある<宝珠石>。地中でマグマが石を抱き込みながら出てきたもので「子抱き石」とも言われる。
こちらは<楽屋堂>。展望台のようにもなっているので月見台のようなものかな。
<楽屋堂>には上がることができる。
当寺から見える眼下の景色。
幕末の戊辰戦争では、1868年に当寺付近で板垣退助率いる迅衝隊が、近藤勇の率いる甲陽鎮撫隊と戦い勝利を収めている(甲州勝沼の戦い)が、この辺りかな。
幕末の戊辰戦争では、1868年に当寺付近で板垣退助率いる迅衝隊が、近藤勇の率いる甲陽鎮撫隊と戦い勝利を収めている(甲州勝沼の戦い)が、この辺りかな。
本堂の様子がさっきと違っているので写真に収めてみる。16時30分を越えて、拝観時間が終わり扉を閉めたみたい。
最後にもう一度、楽屋堂の下をくぐる前に国宝<本堂>。
当寺の駐車場入口は山門の右手の少し高い場所にある。写真右側は<民宿・大善寺>。
駐車場の発券機の横にある<寺務所・受付>。拝観料の支払いと御朱印の拝受はこちら。
駐車場の脇にある<水子地蔵像>。寺務所周りには、弁財天、大黒天、不動明王の小堂宇もある。見どころが多く、廻っていて楽しい~♪ (^▽^)/
すてき
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