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かんだてんじんしゃ

菅田天神社のお参りの記録(1回目)
山梨県塩山駅

投稿日:2022年04月13日(水) 23時54分58秒
参拝:2022年3月吉日

【甲斐国 式内社巡り】

菅田天神社(かんだ・てんじんしゃ)は、山梨県甲州市塩山上於曽にある神社。旧社格は県社。祭神は素戔嗚尊、五男三女神(素戔嗚尊の御子神)、菅原道真公。当社所蔵の小桜韋威鎧(こざくらがわおどしよろい)は国宝。

『甲斐国社記寺記』によると、平安時代の842年、甲斐国司・藤原伊太勢雄が勅命により少目飯高浜成に命じて創建、「神田明神」と呼ばれた。1004年に菅原道真公を勧請し相殿神として祀ったため「菅田天」と呼ばれる由来となった。古くから甲斐源氏の鎮守とされ、特に甲斐武田氏の篤い保護を受けた。武田信光は社殿を造営するとともに、甲府の鬼門の当社社殿に武田氏家宝の「御旗」(雲峰寺所蔵)と「楯無鎧」(小桜韋威鎧兜大袖付)を安置し、鎧は於曽氏に守護させた。1561年武田信豊から、1564年板垣信安から社領の寄進を受けた。武田氏滅亡後の1583年には徳川家康から社領の安堵を受けている。

当社は、JR中央本線・塩山駅の西方500mの市街地にある。南側の県道を挟んだところには甲州市役所がある。境内は旧県社としては小さめだが、その分敷地は目一杯活用されている感じ。大きな社殿、神門、境内社、神楽殿、社務所、授与所がギュッと集まっていて、境内全体としても高い木々による包まれ感もある。国宝の楯無鎧を収めた宝物庫は非公開のようで残念だった。

今回は、所蔵する楯無鎧が国宝ということで参拝することに。参拝時は休日の午後、自分たち以外にも何組かの家族連れなどが参拝に訪れていた。

※ネット上は御朱印があるようだが、参拝当日は「都合の為、御朱印はお受けできません。」と書かれていた。
菅田天神社(山梨県)
境内南端入口の<一の鳥居>と<社号標>。
菅田天神社の鳥居
石製の一の鳥居に対して、続く<二の鳥居>は木製の六脚鳥居。
菅田天神社(山梨県)
参道を進むと、一段高いところにある<隋神門>。
菅田天神社の手水舎
隋神門の手前、参道右側にある<手水舎>。
菅田天神社の末社・摂社
手水舎の裏手にある境内社群。中央の石祠にはたくさんの大黒さまが。
菅田天神社の末社・摂社
大黒さまの背後の境内社。手前の石柱がりっぱ。
菅田天神社のその他建物
隋神門の左側にある<社務所>。
菅田天神社の本殿・本堂
隋神門をくぐったところ。石燈籠の多さは信仰の篤い氏子の多い証かな。
菅田天神社のその他建物
参道の左側を向くと、2本の石柱に注連縄を架けた鳥居の奥に<聖徳太子頌徳碑>が見える。
菅田天神社のその他建物
参道左側にある<宝物庫>。石碑には「國寶 小櫻韋威鎧」とある。
菅田天神社の狛犬
左側の<狛犬>。口の裂け方が半端ない?笑
菅田天神社の狛犬
参道右側の<狛犬>。口の裂け方が半端ないので、見た目ちょっと怖いかも。(^_^;)
菅田天神社の本殿・本堂
参道正面の<拝殿>全景。塗装にメリハリがあって、パリッとした印象。
菅田天神社の本殿・本堂
<拝殿>正面。「菅田天神社」と刻まれたシンプルな扁額。
菅田天神社(山梨県)
拝殿に向かって右側にある<撫で牛>。
菅田天神社(山梨県)
拝殿後ろの<本殿>。塗装がビビッド。
菅田天神社のその他建物
拝殿に向かって右手にある<神楽殿>。
菅田天神社(山梨県)
神楽殿の右隣にある<祖霊社>。
菅田天神社の末社・摂社
拝殿の右隣にある境内社群。
菅田天神社(山梨県)
境内社群と神楽殿の間にある<御神木>。
菅田天神社のその他建物
拝殿に向かって左手にある<神札授与所>。御朱印はもらえず残念...(^_^;)

すてき

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