物部神社（石和町松本）のお参りの記録(1回目)
山梨県石和温泉駅

物部氏所縁の神社で、無人の神社ですが、山梨県最古の神社とも云われています。本務社が替わったり寺の敷地を通っている参道とか興味深い神社です。大蔵経寺山麓に鎮座し、かつての神宮寺、大蔵経寺の境内を通る参道を上がって行きます。武内宿禰と稚城瓊入彦命(若木入日子命)が東国を視察した折、物部氏の一族の和珥臣麿呂なる人物によって、御室山に祭祀され、物部氏祖神十柱（櫛玉饒速日命・可美真手命・宇麻志麻遅命・味饒日命・大椋麻桙命・大新川命・彦湯支命・大木食命・伊香色雄命・十千根命）をお祀りしています。（十社明神とも呼ばれます）浅間神社が甲斐国一宮となる前はこちらが一宮だったとのこと。御室山には多くの神社が鎮座していたところから、かつは信仰の対象の山であったことが推察されます。参拝後、現在の本務社である石和八幡宮により書き置きの御朱印を戴きました。