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甲斐奈神社ではいただけません
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かいなじんじゃ

甲斐奈神社のお参りの記録(1回目)
山梨県春日居町駅

投稿日:2021年12月10日(金)
参拝:2020年11月吉日
甲斐奈神社(かいな~)(笛吹市春日居町)は、山梨県笛吹市春日居町国府にある神社。式内論社で、甲斐国四之宮論社、甲斐国総社論社。旧社格は村社。祭神は、彦火火出見尊(ひこほほでみ)、大己貴命(おおなむち)の2柱。近世には「守ノ宮(しゅのみや)」、「守宮大明神」とも呼ばれた。

社伝によると、創建は奈良時代の726年で、747年に国司田邊史広足が「峡之神社」と名付け、その後「甲斐奈神社」と改称した。当社は、当地の地名の通り、国府推定地の1つ付近に鎮座している。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「甲斐国 山梨郡 甲斐奈神社 小」の論社となっており、他にも論社が3社(甲斐奈神社(笛吹市一宮町)、甲斐奈神社(甲府市中央)、吾妻屋宮(笛吹市春日居町鎮目;山梨岡神社摂社))ある。戦国時代の延徳年中(1489年~1491年)に武田刑部大輔信縄が社殿を修造、江戸時代の慶安年間(1648年~1652年)に、徳川家光から朱印地8石を下賜された。明治時代には、村社に列した。

当社は、JR中央本線・石和温泉駅の東方1.5kmの平地の住宅街、幹線道路(県道208号線)の北側にある。境内は旧村社としては広めのサイズで、草木は少なめ、きれいで大きな拝殿が目を引く。

今回は、一日甲府旅行の6社目、式内論社、甲斐国総社論社であることから参拝することに。参拝時は週末の午前中で、自分以外には参拝者は見かけなかった。

※当社は通常無人社だが、道を挟んで反対側にある食堂でセルフの御朱印を拝受できるという面白いシステムになっている。
甲斐奈神社(山梨県)
境内東端入口にある<注連柱>と<社号標>。
甲斐奈神社の鳥居
入口から奥まったところにある<鳥居>。
甲斐奈神社(山梨県)
参道右手にある<手水舎>。(なお後ろ(北側の敷地)は真新しい地区コミュニティセンター。)
甲斐奈神社(山梨県)
手水舎の右側にある<立身出世桜>。ふるさと七福桜になっている。
甲斐奈神社の本殿
鳥居から見た<拝殿>遠景。拝殿前面は広々としている。
甲斐奈神社の本殿
<拝殿>全景。旧村社とは思えない大きなサイズと造りの立派さ。これは驚き。(^▽^)/
甲斐奈神社(山梨県)
左側の<狛犬>。昭和か平成の新しいものかな。
甲斐奈神社の狛犬
右側の<狛犬>。朱色の彩色入り。
甲斐奈神社の本殿
<拝殿>正面。手前の地面から、黒光りした<神石>が突き出ている。向拝の部分だけ改修したのか木材の色が明るい。
甲斐奈神社(山梨県)
拝殿正面上部の扁額は2枚あり、左側には<甲斐奈神社>、右側には<守宮大明神>とある。
なお、別名の<守宮(しゆのみや)>は、「四之宮」あるいは「国守の宮(=総社)」が訛ったものという説がある。
甲斐奈神社の本殿
<拝殿>内部。非常にきれいにされている。一文字ずつ<甲斐奈神社>と書いた白い提灯がかわいらしい。扁額には<甲斐奈神社・守宮大明神>とある。
甲斐奈神社の末社
社殿の左側にある境内社。
甲斐奈神社(山梨県)
境内社の前面下部に、昔の石製扁額が置いてある。
甲斐奈神社の本殿
拝殿後ろの<本殿>。明治時代の1868年の大火で焼失し、1882年に再建されたもの。1907年に未曽有の洪水に遭い、本殿以外はすべて流されたとのこと。
甲斐奈神社の本殿
<社殿>全景。やっぱり、どこから見ても立派。
甲斐奈神社(山梨県)
境内北側にある境内社。
甲斐奈神社の建物その他
境内入口にある交差点の、はす向かいにある<割烹お座敷食堂・あこがれ>。こちらの客席脇で御朱印をセルフで拝受する。スタンプ台が黒色しかないため、ご朱印も全面黒色になる。
ちょうど時間が12時だったので、大将から食堂のお客と勘違いをされ、非常に恐縮した...(^_^;)

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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