あなぎりだいじんじゃ
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
穴切大神社ではいただけません
広告
穴切大神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年04月19日(火)
参拝:2022年3月吉日
【甲斐国 式内社巡り】
穴切大神社(あなぎりだい~)は、山梨県甲府市宝にある神社。式内論社で、旧社格は郷社。祭神は大己貴命、少彦名命、素戔嗚命。本殿は国指定の重要文化財。
創建は不詳。『甲斐国社記・寺記』によると、当初は黒戸奈神社と称したが、奈良時代の和銅年間(708年~715年)に朝廷の許可を得て湖底だった甲府盆地を肥沃な土地へと開墾し、穴切大明神の称号を賜ったとしている。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「甲斐国 山梨郡 黒戸奈神社 小」の論社となっており、他の論社としては黒戸奈神社(山梨市牧丘町)、黒戸奈神社(甲府市黒平町)、細草神社(甲府市平瀬町)がある。確かな文書の初見は1603年の徳川四奉行連署証文写で黒印社領5石7斗安堵の記載がある。明治に入り郷社に列した。
当社は、JR中央本線・甲府駅の南西1kmの平地、住宅街の中にある。近隣にはマンションが立ち並び、境内東端の入口は狭いが、奥に徐々に広くなっている。境内は広くはなく、草木は少なめで明るい。大きな隋神門をくぐると、こぢんまりとした社殿周りの境内地で、見どころの国指定の重要文化財の本殿の脇には、いろんな境内社が集まっている。街中の歴史ある郷社といった感じ。
今回は、甲斐國の式内論社ということで参拝することに。参拝時は休日の午前中で、自分たち以外にも、車で御朱印巡りをしていると思しき女性たちがいた。
境内東端入口にある<鳥居>と<社号標>。入口があまり広くはなく、住宅とマンションに挟まれているので分かりにくい。
目の前の道が一方通行であること、駐車場が社殿前なので車に乗って鳥居をくぐることも要注意...(^_^;)
目の前の道が一方通行であること、駐車場が社殿前なので車に乗って鳥居をくぐることも要注意...(^_^;)
入口の<鳥居>。石製扁額には「穴切大神社」の文字。
参道を進むと、大きな<隋神門>に突き当たる。<隋神門>は江戸時代中期1794年の建立、三間一戸、二層の楼門。諏訪立川流の建築。
隋神門前左側にある<狛犬>。凛々しい風貌。
隋神門前左側にある<狛犬>。古い隋神門と新しいマンションとのギャップがすごい。
隋神門で参道の角度が変わる。隋神門を真正面でとらえると、その奥に社殿が見える。
隋神門の彫刻。獅子鼻、象鼻、牡丹、若葉などの動植物の彫刻が美しい。
隋神門をくぐって右側にある<手水舎>。
手水舎の左隣にある<穴切神祠碑>。
穴切神祠碑の左隣にある、豪華な屋根の<神楽殿>。
隋神門をくぐって左側にある<社務所>。御朱印はこちら。なお、社務所前が駐車場になっている。
隋神門をくぐると、正面にある<拝殿>。
<拝殿>正面。見た感じ木造に白色塗装をした躯体に銅板葺の屋根。
拝殿後ろには<中門>があって、瑞垣に囲まれた中に<本殿>がある。
<本殿>は、建立年代は不詳。桃山時代の様式で、一間社流造、檜皮葺。国指定の重要文化財。
<本殿>アップ①。向拝の鮮やかな彩色に特色がある。
角度を変えて、<本殿>アップ②。
本殿の右側にある<鹽竈神社>。「安産の守り神」と立札に書いてある。
なお、当社の主要境内社の社殿前には、2本の石柱に注連縄を架けた鳥居が立っている。
なお、当社の主要境内社の社殿前には、2本の石柱に注連縄を架けた鳥居が立っている。
鹽竈神社の左隣に建つ境内社。社名は不明。
鹽竈神社の右隣にある<道祖神社>。「交通安全の守り神」と立札に書いてある。
道祖神社の右隣に建つ境内社。社名は不明。
道祖神社の右隣で、本殿向きに建っている<学業成就天神社>。
学業成就天神社と神楽殿の間に建っている<神明社>。立札には「お伊勢様をまつる」と書かれている。
最後に隋神門をくぐって振り返ってみる。(^▽^)/
すてき
投稿者のプロフィール
惣一郎1269投稿
ホトカミ見ました! で広がるご縁
ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。